
ONKYO CDR-205X
¥69,000(1999年頃)
解説
INTEC205シリーズのCDレコーダー。
サンプリングレートコンバーターを搭載しています。
スピーディな選曲ができるAMCSダイヤルを装備しています。
オートファイナライズ機能を搭載しており、ディスクを一般のCD/DVDプレイヤーで再生できるようディスクに曲数や曲番、演奏時間などのディスクに書き込むファイナライズを自動的に行えます。
デジタル録音レベル自動設定機能としてDLA Link(DLA:Digital Rec Level Adjustment)を搭載しています。
この機能はCDからCD-Rへのワンタッチダビング時に自動的に動作します。まず、CDプレイヤーがディスクまたはトラックのピーク値をサーチし、そのピーク情報をCDプレイヤーからCDレコーダーに送ります。そして、ピーク情報にあわせてレコーダーがデジタル録音ボリュームを自動設定します。
これによりピーク値の異なる複数枚のCDから編集する際も録音レベルの差が発生するのを防ぎます。
※CDR-205XではDLA LinkにはA-909XまたはR-805Xと、C-709X/707CHXの接続が必要です。
デジタル/アナログ録音ボリュームを搭載しています。
デジタル録音ボリュームはDLA Linkによる自動設定だけでなくマニュアル調整も可能です。また、メモリー機能を搭載しており、マニュアル調整の際には一度設定した録音レベルを入力ソース毎に記憶させておくことができます。
SCMSにより、デジタル録音は第1世代だけ行えます。
FADEとALBUMの2種類の録音モードを搭載しています。
FADEではディスクの最後で途切れる曲をフェードアウトします。また、ALBUMでは途切れる曲を削除します。
※CDR-205XではA-909XまたはR-805X、C-709X/C-707CHXとの組み合わせで使用できます。また、ALBUMについてはCD-RWディスクのみ対応可能です。
シンクロ録音機能を搭載しています。
INTEC205シリーズのシステム接続では、録音機側のREC/PAUSE状態にして再生機のPLAY操作だけで録音がはじまり、再生終了時にも自動的にストップします。
トラック録音機能付きのワンタッチダビングが可能です。
"CD Dubbing"ボタンを押すと、ワンタッチでCDからMDへのダビングが可能です。また、トラック録音機能により、CDの再生中に気に入った曲があればその1曲のみをはじめからダビングする事ができます。
※CDR-205Xのトラック録音機能については、A-909XまたはR-805Xと、C-709X/707CHXの組み合わせで動作します。
シグナルシンクロ録音機能を搭載しています。
外部からの音楽信号の入力に反応して自動的に録音を開始します。この機能はINTEC205シリーズ以外の機器でも連動する事が可能です。
※CDR-205Xではデジタル信号のみ可能です。
スキップ機能を搭載しています。
録音時に失敗した曲などの不要なトラックにスキップ情報を指定しておけば、再生時にはそのトラックをスキップします。
※この機能はファイナライズ前のみ指定でき、同機能に対応したプレイヤーによるCD-R/RWディスク再生時のみ対応しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
また、システムコントロールリモコン連動機能を搭載しており、INTEC205シリーズのA-909XやR-805Xのリモコンで操作が可能です。
機種の定格
型式 | CDレコーダー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザーピックアップ |
D/Aコンバーター | シングルビット方式 |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
録音・再生時間 | 最長約80分(80分ディスク使用時) |
周波数特性 | 5Hz~20kHz |
ダイナミックレンジ | 98dB(再生時) 93dB(録音時) |
全高調波歪率 | 0.004%(1kHz、再生時) |
チャンネルセパレーション | 90dB |
S/N比 | 98dB(再生時) 94dB(録音時) |
ワウ・フラッター | 測定限界以下 |
入力 | アナログ:1系統 デジタル:2系統(光) |
出力 | アナログ:1系統 デジタル:1系統(光) |
出力レベル | 2.0Vrms(アナログ) |
消費電力(電気用品取締法) | 15W |
外形寸法 | 幅205x高さ76x奥行303mm |
重量 | 2.9kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |