オーディオの足跡

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Integra A-817RXIIの画像
 解説 

Integra A-815RXIIと同じ機能を搭載しつつハイパワー化を図ったプリメインアンプ。

リアルフェイズ<デジタル>アンプでは、インプット・インフェイズトランスとパワー・インフェイズトランスの2つのインフェイズトランスを採用しており、外部雑音のアンプ回路への侵入を排除しています。
さらに、電子レンジなどの高周波を利用する機器により、家庭のACラインに重畳され侵入するノーマルモードノイズを除去するため、チャージノイズフィルターを採用しています。

インプット・インフェイズトランスは、他の機器が接続された際に相手側のアースラインから流れ込むコモンモードノイズを阻止し、アンプ内に悪影響が及ぶのを防いでいます。このトランスは入力回路のホット~アース間を結合しており、音楽信号には影響を与えずにノイズだけを排除します。
また、パワー・インフェイズトランスはACラインから入り込むコモンモードノイズに対策したもので、電源トランスの2次側からアンプ回路に侵入するノイズをキャンセルしています。さらに、このパワー・インフェイズトランスはスピーカーを接続した場合に発生する位相ズレ信号をキャンセルし、アンプの位相特性の改善にも役立ちます。

トーンコントロール回路は、トーンアンプを用いずにボリューム回路を使い、音質劣化の少ないパッシブ素子だけで構成されたダイレクトトーン方式を採用しています。
一般的なBass/Treble以外に、100Hz以下の帯域をブーストするコントラバスを搭載しており、ボーカルなどの中音域への影響を抑えつつ超低域のみのブーストが可能です。

スピーカーの+−両端をコントロールするダブル・センシングサーボ方式を採用しています。

機種の定格
型式 ステレオプリメインアンプ
定格出力(20Hz~20kHz、
aux→sp out、両ch駆動)
115W+115W(6Ω)
100W+100W(8Ω)
全高調波歪率(20Hz~20kHz) aux→sp out:0.005%(定格出力時、8Ω)
phono MM→rec out:0.003%(3V)
phono MC→rec out:0.015%(3V)
混変調歪率(20Hz~20kHz) aux→sp out:0.004%(定格出力時)
パワーバンドウイズス 5Hz~100kHz(IHF-3dB、THD 0.2%、8Ω)
ダンピングファクター 100(1kHz、8Ω)
周波数特性 phono→rec out(RIAA偏差):20Hz~20kHz ±0.2dB
aux→sp out:2Hz~100kHz +0 -3dB
入力感度/インピーダンス phono MM:2.5mV/47kΩ
phono MC:180μV/220Ω
CD、tuner、aux、tape play:150mV/47kΩ
video、VCR play(音声):150mV/47kΩ
video、VCR play(映像):1Vp-p/75Ω
Phono最大許容入力
(1kHz/10kHz、0.05%)
phono MM:210mV/1000mV
phono MC:15mV/75mV
定格出力電圧/インピーダンス tape rec1、2:150mV/560Ω
VCR rec(音声):150mV/560Ω
pre out:1V/600Ω
VCR rec、video mon out(映像):1Vp-p/75Ω
S/N比(IHF-Aフィルター入力ショート) phono MM:87dB
phono MC:70dB
CD、tuner、aux、tape play:100dB
video、VCR play(音声):100dB
トーンコントロール(Vol -16dB) bass:±10dB
treble:±8dB
ラウドネス +7dB(100Hz)
ミューティング -20dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力(電気用品取締法規格) 210W
ACアウトレット unswitched:1系統、200W
switched:2系統、合計200W
外形寸法 幅435x高さ148x奥行385mm
重量 12.0kg