ONKYO Integra A-5
¥53,800(1977年頃)
解説
システム・インテグラシリーズのプリメインアンプ。
安定した電源供給体制をとると共に、4ポイント給配電ラインを採用する事で電源部からアース回路までの総合的なインピーダンスを低減しており、低域再生の改善を図っています。
パワーアンプ部にはA級プッシュプル方式を用いたピュアコンプリメンタリー全段直結回路を採用しています。
また、プリアンプ部は過渡応答の優れた低雑音・低歪率設計となっています。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ |
| <パワーアンプ部> | |
| 定格出力(20Hz~20kHz、両ch駆動) | 45W+45W(8Ω) 55W+55W(4Ω) |
| ダイナミックパワー | 160W(8Ω、1kHz) |
| 全高調波歪率(1kHz) | 0.03%以下(定格出力時) 0.03%以下(10W出力時) 0.03%以下(0.5W出力時) |
| 混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1、定格出力時) | 0.05%以下 |
| パワーバンドウィズス(IHF-3dB、THD0.3%) | 5Hz~100kHz |
| ダンピングファクター(DC~20kHz) | 60(8Ω) 30(4Ω) |
| S/N比(IHF-A、入力ショート) | 110dB以上 |
| 出力端子 | Speaker:A/B ヘッドホン |
| <プリアンプ部> | |
| 入力感度/インピーダンス | Phono1、2:2.5mV/50kΩ Tuner、Tape play:150mV/50kΩ |
| 全高調波歪率(1kHz、1V出力時) | 0.03%以下 |
| 混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1、1V出力時) | 0.05%以下 |
| RIAA偏差(30Hz~15kHz) | ±0.2dB以内 |
| Phono最大許容入力(1kHz(RMS)、THD0.1%) | 170mV |
| S/N比(IHF-A) | Phono1/2:75dB以上 Tuner、Tape play:90dB以上 |
| 出力レベル/インピーダンス | Tape rec:150mV/12kΩ |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
| ターンオーバー周波数 | Bass:400Hz/defeat Treble:2kHz/defeat |
| ラウドネス(Volume-30dB) | +6dB(70Hz) |
| フィルター | サブソニック:10Hz、6dB/oct |
| ミューティング | -20dB |
| <総合> | |
| 使用半導体 | IC:4個 トランジスタ:27個 ダイオード:11個 |
| AC出力 | switched:2系統(計200VA) unswitched:1系統(200VA) |
| 消費電力 | 90W(電気用品取締法) |
| 外形寸法 | 幅444x高さ159x奥行380mm |
| 重量 | 11.3kg |