ONKYO AG-5
¥38,000(1980年頃)
解説
気軽に楽しめるFM/AMをメインソースとしたFMコンポシリーズのプリメインアンプ。
Integraシリーズで開発されたスーパーサーボ方式を採用しています。
スーパーサーボ方式はアンプのNFループとは別に低域アンプと位相反転回路を組み合わせたサーボループで構成されており、カットオフ周波数以下をサーボオペレーション回路で遮断しています。これにより、DCアンプにつきものの有害な超低域の不要な信号や、スピーカーからの低い周波数の逆起電力を抑えるため、低域混変調によるDCアンプ特有の"立ち上がりの良くないボヤケた低音感"を排除しています。
イコライザーアンプ部には定電流駆動回路を全段に用いてIC化したオペアンプICを使用しており、高安定度の特性を実現しています。
対数圧縮型の大型レベルメーターを装備しています。
Tape端子を2系統装備しており、ダビングや2台のデッキでの同時録音が可能です。
トーンコントロールなどの調整機能をシーリングパネル内に収納する事でデザインや操作面でのシンプル化を図っています。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ |
| 定格出力 | 31W+31W(8Ω、1kHz、両ch駆動) |
| ダイナミックパワー | 42W+42W(8Ω、1kHz) |
| 全高調波歪率 | 0.08%以下(定格出力時) |
| パワーバンドウィズス | 10Hz~40kHz(IHF、-3dB、0.08%) |
| 入力感度/インピーダンス | Phono:3.5mV/50kΩ Tuner、Tape1/2:150mV/50kΩ |
| S/N比 | Phono:80dB Tuner、Tape:100dB |
| Phono最大許容入力 | 250mV(1kHz) |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
| パワーメーター | 0.01~100W 0dB=50W/8Ω 左右独立 |
| ACアウトレット | Switched、Unswitched:各150W |
| 消費電力(電気用品取締法) | 50W |
| 外形寸法 | 幅418x高さ75x奥行280mm |
| 重量 | 5.6kg |
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