
ONKYO A-911M
¥52,000(1994年頃)
解説
インテグラシリーズで培ってきた技術をコンパクトサイズに凝縮したINTEC275シリーズのプリメインアンプ。
電源部にはAEIトランス(Anti-Electromagnetic Interference Power Transformer)を採用しています。
このトランスでは新形状のEIコアを採用する事で音質に有害な電磁誘導ノイズを低減しています。また、カスタムメイドの高品質・大容量電解コンデンサーを採用しています。
さらにオーディオ部とマイコン部の2トランス構成とする事で回路間の干渉を低減しています。
左右独立ヒートシンクを採用しており、誘導電流による左右チャンネル間の干渉をセパレート化によって排除しており、音場感を向上させています。
内部レイアウトにはダイレクト・シグナル・コンストラクションを採用しており、シンプル&ストレート思想によって信号経路の短縮化を図っています。
回路構成には完全ディスクリート構成を採用しており、音質を重視した設計を行っています。
ソースダイレクトスイッチを装備しています。
出力端子にはバナナプラグにも対応したスピーカーターミナルを採用しています。
また、2系統のスピーカー切換えはリモコン操作にも対応しています。
極性表示付きの電源ケーブルを採用しています。
RECセレクターを装備しています。
3バンド(SuperBass/Bass/Treble)のトーンコントロールを搭載しています。
プロセッサー入出力端子を装備しています。
また、Direct/Tone/Processorの切換え機能を搭載しています。
サブウーファー用のモノラル出力を装備しています。
シルバーとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
システムコントロールリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) |
実用最大出力 | 80W+80W(6Ω、EIAJ) |
全高調波歪率 | 0.02%(CD、1kHz、定格出力時、8Ω) |
S/N比 | Phono MM:85dB CD他:100dB |
周波数特性 | 2Hz~80kHz +0 -3dB(CD) |
Phono最大許容入力 | MM:140mV(1kHz、0.08%) |
トーンコントロール | Super Bass:±10dB(55Hz) Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
入力ソース | Phono、CD、Tuner、Line、Tape1、Tape2/MD |
消費電力 | 100W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅275x高さ118x奥行335mm |
重量 | 6.2kg |
付属 | システムリモコン(RC-258S) |