
ONKYO A-909X
※月産1000台限定
¥41,000(1999年発売)
解説
INTEC205シリーズの第2世代最上位モデルのプリメインアンプ。
アンプ部にはワイドレンジ技術であるWRAT(Wide Range Amplifier Technology)を導入しており、
WRATではグランド電位の変動を抑える技術や、裸特性を重視してNFB回路への依存を最小限に抑える技術、スピーカーに対する瞬時に大電流を供給できる技術を投入しており、広帯域化する事でDVDオーディオなどの次世代メディアへの対応を図っています。
また、4Ωまでのローインピーダンススピーカーに対応するドライブ能力を持たせる事で、より自由度の高い組み合わせを実現しています。
回路構成にはインバーテッド3段ダーリントン回路をこのクラスではじめて採用しています。
カスタムタイプのオーディオ専用コンデンサを採用しています。
シャーシには強度を高めた高剛性シャーシ構造を採用しており、外部からの振動低減を図っています。
ボリュームにはアルミ無垢製のボリュームつまみを採用しています。
また、デザインはローレットタイプのデザインを採用する事で高級感を持たせています。
脚部にはDuPont CORIANインシュレーターを採用しており、外部振動の影響を低減しています。
電源にスタンバイボタンだけでなく主電源ON/OFFスイッチも装備しています。
これにより、使用しない時には完全に電源をOFFにでき、省電力化に貢献しています。
ソースダイレクト機能を搭載しています。
この機能ではトーン回路をバイパスする事ができ、入力から出力まで出来る限り余分な回路を介さない事で信号経路の最短化と図っています。
アコースティックプレゼンス機能を搭載しています。
この機能では従来のSuperBass帯域よりもさらに低い周波数帯域を自然に増強します。これにより音楽の雰囲気感や音場の深みを改善できます。
スピーカー端子にはネジ式スピーカーターミナルを採用しています。
また、入力端子には金メッキピン端子を採用しています。
システムリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力 | 21W+21W(4Ω) 15W+15W(8Ω) |
実用最大出力 | 29W+29W(4Ω、EIAJ) |
ダイナミックパワー | 29W+29W(4Ω) 24W+24W(6Ω) |
全高調波歪率 | 0.2%(1kHz、定格出力時、8Ω) |
S/N比 | Line/DVD、CD、MD、CDR:100dB |
周波数特性 | 10Hz~100kHz ±3dB(CD) |
トーンコントロール | Bass:±8dB(50Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
入力端子 | 6系統(CD、MD、Tuner、Tape、Line/DVD、CDR) |
その他端子 | プロセッサー入出力端子:1系統 サブウーファーモノラル出力:1系統 |
消費電力 | 45W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅205x高さ91x奥行302mm |
重量 | 3.5kg |
付属 | システムリモコン |