
ONKYO A-905
¥28,000(1997年発売)
解説
INTEC205シリーズのプリメインアンプ。
アンプ部にはディスクリート構成を採用しており、1つのパッケージにIC化されたものに比べて設計の自由度が高く、パーツのひとつひとつを厳選して余裕のある回路構成を実現しています。
また、4Ωのスピーカーにも対応しており、ドライブ能力を高めています。
インテグラシリーズの設計コンセプトを踏襲しており、広帯域化と低NFB設計を採用しています。
信号経路を短縮化するダイレクトシグナル・コンストラクションを採用しています。
入力端子のすぐ近くにインプットセレクターを配置し、そこからボリュームまでを直線で結ぶ事で信号の劣化を最小限に抑えています。
6系統の入力端子に加え、プロセッサー入出力を装備しています。
サブウーファー用のモノラル出力を装備しています。
アコースティックプレゼンス回路を搭載しています。
この回路は従来のSuper Bass帯域よりもさらに低い周波数を増強するもので、音楽の雰囲気感や音場の深みをプラスする回路となっています。また、切換で選べるBoostポジションでは重低音帯域を増強できます。
ワンタッチ式のスピーカーターミナルを採用しています。
システムコントロールリモコンが付属しています。
このリモコンではMDデッキやグラフィックイコライザーを含めた205シリーズすべてのユニットの操作が可能です。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力 | 21W+21W(4Ω) 15W+15W(8Ω) |
実用最大出力 | 29W+29W(4Ω、EIAJ) |
ダイナミックパワー | 27W+27W(4Ω) 22W+22W(6Ω) |
全高調波歪率 | 0.2%(1kHz、定格出力時、8Ω) |
S/N比 | Line1、2、CD、MD:100dB |
周波数特性 | 10Hz~60kHz ±3dB(CD) |
トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
消費電力 | 45W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅205x高さ91x奥行292mm |
重量 | 3.1kg |
付属 | システムリモコン |