ONKYO A-812XG
¥39,800(1989年頃)
解説
デジタル/AVへの本格的な入門機として開発されたプリメインアンプ。
インテグラ直系の電源回路や、High fTパワートランジスタを使用したディスクリート構成の出力段などを採用しています。
CDダイレクトスイッチを搭載しており、インプットセレクターなどのスイッチ類やトーンコントロールなどをバイパスし、CDプレイヤーからの音楽信号をピュアなままパワーアンプ部へ送り込んで増幅できます。また、CD端子には金メッキタイプを採用しています。
6系統の入力端子を搭載しています。
また、Phono入力はMCカートリッジも使えるように、MC/MM切換えスイッチを搭載しています。
Twin Turboトーンコントロールを搭載しており、通常のBass帯域100Hzよりもさらに低い50Hzを中心とした超低域の増強が可能となります。
リニアリティを向上させるリニア・スイッチング方式を採用しています。
A、B、A+Bの2系統スピーカー出力を装備しています。
極性表示付電源コードを採用しています。
ACラインからのノイズを除去するデルタターボ電源を搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz、 CD→SP out、両ch駆動) |
72W+72W(6Ω) 60W+60W(8Ω) |
ダイナミックパワー | 78W+78W(8Ω) 135W+135W(2Ω) |
全高調波歪率 | 0.08%(8Ω、20Hz~20kHz、CD→SP out、定格出力時)) |
混変調歪率 | 0.06%(20Hz~20kHz、CD→SP out、定格出力時) |
パワーバンドウィズス | 5Hz~100kHz(IHF -3dB、THD 0.2%、8Ω) |
ダンピングファクター(1kHz、8Ω) | 40 |
周波数特性 | Phono→Rec Out(RIAA偏差):20Hz~20kHz ±0.5dB CD→SP out:20Hz~100kHz +0 -3dB |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/50kΩ Phono MC:350μV/330Ω CD他:150mV/50kΩ |
Phono最大許容入力(MM、1kHz) | 150mV |
SN比(IHF-Aフィルター入力ショート) | Phono MM:83dB Phono MC:65dB CD他:97dB |
トーンコントロール最大変化量 | Treble:±10dB(10kHz) Bass:±10dB(100Hz) Twin Turbo:50Hz、±15dB、10kHz、±6dB |
ミューティング | -20dB |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 115W |
外形寸法 | 幅435x高さ119x奥行272mm |
重量 | 6.7kg |