オーディオの足跡

A-1VLの画像
 解説 

VL Digitalを採用したPWM方式プリメインアンプ。

PWM方式のデジタルアンプを採用しており、最大効率約70%のアナログアンプに比べて90%という高い電力効率を実現しています。このため消費電力が少なく、発熱量も比較的少ないため小型化が可能です。
A-1VLではそのメリットを生かして薄型のデザインを採用すると共に、デジタルアンプの音質的特長であるパワー感とスピード感の再現性を磨き上げています。

アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変調にPWM(パルス幅変調)方式を採用しています。
PWM方式は比較的低い周波数が選択でき、可聴帯域外のノイズが少ないという特長を持っています。A-1VLではこの回路にオンキヨーが独自にオーディオ用として開発したVLデジタルを採用しています。
VLデジタルはベクトル発生器と積分器、反転トリガー発生器で構成された2組の回路を備えた積分形変調回路なため、変換エラーの元凶であるスパイクノイズが外部から混入してもスパイクノイズそのものは上下が対称な波形をしているため、上下波形のエネルギーが互いに相殺される結果、エラーの無いA/D変換を可能にしています。

デジタルアンプの電力ラインには信号が0から1(または1から0)に変換した瞬間に大電流が流れます。この部分のインピーダンスが高い場合、諸特性や動作安定性に影響が及んでしまいます。
これに対処するため電力ラインには厚さ1.5mm、幅5mmの銅バスプレートを使用しており、超低インピーダンス化を図ることで電力伝送ロスを40分の1以下に低減しています。

アンプの出力回路からスピーカーターミナルまでの内部配線に厚さ1.5mm、幅12mm、断面積18mm2という極太の銅バスプレートを使用しており、最短距離で接続しています。これにより極太ケーブルに負けない優れた電力伝送を実現しています。

真鍮削り出しインシュレーターを採用しています。

端子類には削りだしの金メッキピンジャックを採用しています。
また、出力端子には大型スピーカーターミナルを採用しています。

パワーアンプとしても使用できるようMain in端子を搭載しています。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
定格出力 100W+100W(8Ω、20Hz~20kHz、2%THD)
150W+150W(4Ω、1kHz、2%THD)
実用最大出力 200W+200W(4Ω、JEITA)
ダイナミックパワー 310W+310W(3Ω)
240W+240W(4Ω)
130W+130W(8Ω)
全高調波歪率 2%(定格出力時)
0.08%(1kHz、1W出力時)
ダンピングファクター 25(8Ω)
入力端子 Phono、CD、Tuner、Line1/2、Main in
入力感度/インピーダンス Line:200mV/50kΩ
Main in:1V/50kΩ
Phono:2.5mV/50kΩ
出力端子 Line2、Pre out
出力電圧/インピーダンス Rec out:200mV/2.2kΩ
Pre out:1V/470Ω
Phono最大許容入力 130mV(MM、1kHz、THD 0.5%)
周波数特性 10Hz~60kHz +1 -3dB(Line)
S/N比(IHF-A) CD:100dB
Phono:70dB
スピーカー適応インピーダンス 4Ω~16Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力(電気用品安全法) 195W
最大外形寸法 幅435x高さ82x奥行390mm
重量 11.3kg
付属 ワイヤレスリモコン