NHT Model M-100
¥350,000(2台1組、1994年頃)
解説
プロフェッショナル用に開発されたスタジオモニター・スピーカーシステム。
低域には25cmコーン型ウーファーを搭載し、中域には16cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
これらのユニットにはポリマーコーンを採用しています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
エンクロージャーはバスレフ方式を採用しており、形状にはNHT独自のF.I.G(フォーカスド・イメージ・ジオメトリー)理論に基いて設計されています。
F.I.G理論ではフロントバッフル面とリアバッフル面を非平行に設計することによってエンクロージャー内部でユニットが発生させる定在波を分散し、反射音がユニットのダイアフラムを通過する前に内部の吸音材で吸収しています。これにより従来のエンクロージャー設計において見られた中高域のかぶりや耳障りな雑音を減らし、過渡特性を改善しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 低域用:25cmコーン型 中域用:16cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 29Hz~24kHz ±3dB |
出力音圧レベル | 88dB/2.83V/m |
インピーダンス | 8Ω |
許容入力 | 450W/ch(最大) |
クロスオーバー周波数 | 300Hz、6~12dB/oct 3.2kHz、12~12dB/oct |
外形寸法 | 幅318x高さ775x奥行406mm |
重量 | 27.2kg |