オーディオの足跡

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PRO-MCDの画像
 解説 

MCDをベースに大幅にモディフィケーションを進め、高音質化を図ったCDプレイヤー。

PRO-MCDはMCDの機構と機能をベースに、新たに設計されたD/Aコンバーター、ローパスフィルター、アナログアンプを、大幅に厚くした下部シャーシに搭載しています。また、電源部も上部メカニズム部分とは完全にセパレートされた2電源方式に変更されています。

メイン・パワースイッチは背面に移されており、前面左側のスイッチがスタンバイスイッチとして機能するように変更されています。このため、待機時にも回路は通電された常態となり、常にヒートアップが行われる事で最良の状態での作動を可能にしています。

アブソリュート・フェイズの切換え機能を搭載しており、デジタル信号の常態で0゜~-180゜に切換が可能です。

ディエンファシス回路を搭載しており、高域をイコライジングして記憶したプリエンファシス方式のCDへの対応を図っています。
PRO-MCDでは、プリエンファシスをかけたディスクを自動検出し、LEDで表示するとともにディエンファシス回路でフラットレスポンスに戻して再生されます。

独自のエラー訂正システムを搭載しており、再生時にエラーを検知した時は、エラー訂正のLED(Corrected Error)が点灯してエラーコレクション状態を示します。
ある種のエラーは訂正範囲を超える場合があり、エラー補完(Interpolation)動作に移行します。このポジションに入っている場合は音質が劣化しているため、ある程度以上になるとミュートがかかり、音が出なくなります。この状態ではInterpolate/Mute用のLEDが点灯します。

機種の定格
型式 CDプレイヤー
外形寸法 幅320x高さ105x奥行270mm
重量 6.5kg