MERIDIAN 207mkII
¥345,000(1988年頃)
解説
CDトランスポート部とエレクトロニクス部を分離独立させ、電気的・音響的アイソレートを行うことでより高純度な再生を図ったCDプレイヤー
CDトランスポート部では、高精度ピックアップを中心としたメカニズム部と新開発のサーボ部を、3ポイント・サスペンションシステムによって堅牢なダイキャストシャーシ内にフローティングさせています。
これにより外部振動やアコースティック・フィードバックによる影響を徹底的に排除しています。
エレクトロニクス部では、デジタル部やアナログ部など各回路段の合理的なレイアウトと、それらの相互干渉による音質劣化を防ぐシールド対策、強力な電源部を搭載することにより、より忠実な信号伝送を追及しています。
さらに、フォノ入力(別売フォノモジュール使用)、ライン入力、テープ入出力端子、加えて64ステップ電子ボリュームを持つコントロールアンプ機能と可変出力端子も搭載しています。
ほとんどのスイッチが基本/補完のオルタネート機能を持ち、ディスプレイ部では一般的なディスク情報だけではなく、エラーコレクションやアブソリュートフェイズも表示します。
別売りフォノモジュールはMM/MC切替え可能です。
別売りでネットワークケーブルPリードがあり、207mkIIとプリアンプ201やFMチューナー204とを相互に接続し、メモリー機能やタイマー機能などを操作できます。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
D/Aコンバーター | 16ビット・4倍オーバーサンプリング |
出力レベル/インピーダンス | 固定:300mV/12Ω 可変:最大600mV/60Ω テープ:300mV/470Ω ヘッドホン:最大60mV/60Ω |
歪率 | 0.004%以下 |
SN比 | 90dB以上 |
外形寸法(両ユニット) | 幅160x高さ100x奥行320mm |
重量(両ユニット) | 8.5kg |
別売 | フォノモジュール PM207(¥35,000) ネットワークケーブル Pリード(¥2,000) |