McIntosh MCP1
¥298,000(1983年発売)
解説
MCカートリッジの能力を最大限に引き出すため、McIntoshが長年のアンプづくりで得たノウハウを結集して開発したMCヘッドアンプ。
信号経路の内部雑音および歪を極限まで抑える事と、外来電界による影響を完全にシャットアウトすることをテーマに開発されており、McIntoshのEmotional
Response for Musicのフィロソフィーのもとにハンドメイドで作り上げられています。
電源部にはMcIntosh独自の200kHz変調スイッチングパワーサプライを採用しており、ハムを誘発する電界を発生しないばかりでなく、外来ノイズにも強く、ACラインに含まれているノイズ成分をシャットアウトしています。
MCP1には4組の入力用ピンジャックが設けられており、差し換えによって4種類の入力インピーダンスに対応しています。これによりインピーダンス切換スイッチなどによる劣化を防いでいます。
機種の定格
| 型式 | MCプリアンプ |
| 入力インピーダンス | 10Ω、20Ω、40Ω、90Ω |
| ゲイン | 31dB(10Ω) 26dB(20Ω) 20dB(40Ω) 13dB(90Ω) |
| 周波数特性 | 20Hz~70kHz +0 -0.5dB |
| 全高調波歪率 | 0.01%以下 |
| SN比 | 83dBA(500μV入力、1kHz、10Ω、RIAA) |
| チャンネルセパレーション | 90dB以上(1kHz) |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 2W |
| 外形寸法 | 幅180x高さ80x奥行110(125)mm |
| 重量 | 1.42kg |