McIntosh C504
価格不明(1980年発売)
解説
コンパクトサイズのコントロールアンプ。
全ての入力切替スイッチにICを使用しています。
微小なDC電圧で回路をON/OFFさせて、周波数特性に影響を与えず、切替ノイズの発生を抑える事に成功しています。
30Hz、750Hz、10kHzの各周波数を中心として、±12dBの調整ができ、音質調整が自在です。
ラウドネス・コントロールは、連続可変的に「LOUD」ツマミでコントロール出来ます。
FLATの位置では最大ボリュームと、フラットな周波数特性が得られ、右に回すとボリュームは低下し、ラウドネス効果が増加します。
ラウドネス効果は、低いボリュームで聞くときの人間の耳の特性に合わせて低域を増加させるもので、音量対音質のバランスをコントロールするシステムです。
機種の定格
型式 | プリアンプ |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
歪率 | 0.02%以下(20Hz~20kHz、2.5V出力時) |
入力感度/インピーダンス | Phono1、2:2.2mV/47kΩ(50pF) AUX、Tuner、Tape1、2:250mV/47kΩ |
ハム及びノイズ(SN比) | Phono1、2:IHF 90dB、10mV以下 AUX、Tuner、Tape1、2:IHF 100dB、250mV以下 |
出力レベル/インピーダンス | Main出力:2.5V/100Ω以下 Tape出力:250mV/200Ω以下 |
イコライザー特性 | 30Hz、750Hz、10kHz:±12dB |
使用半導体 | 15Tr、14FET、11Di、11IC |
電源 | AC120V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 45W |
外形寸法 | 前面パネル:幅406x高さ92mm 本体:幅375x高さ60x奥行368mm |
重量 | 6.4kg |