
MARK LEVINSON No532
¥2,800,000(2008年発売)
解説
リファレンスモノラルパワーアンプNo33Lのサーキットトポロジーをワンシャーシに凝縮したステレオパワーアンプ。
入力から電圧増幅段までバランス化したフルバランスオペレーションを採用しており、コモンモードノイズを低減しています。
出力段は片チャンネル当たり12個、合計24個のマッチドパワートランジスタを搭載しており、従来モデルの約2倍の数の出力デバイスを投入する事でNFBを与えることなくクロスオーバー歪を大幅に抑制し、大出力時にも安定した出力特性を実現しています。
電源部には大容量でローノイズのトロイダルトランスと厳選された高品質なコンデンサを組み合わせており、低インピーダンス時においても余裕のあるパワー供給を可能にし、低ノイズ化を実現しています。
各回路をコンパクトに設計する事で信号経路の最短化と低インピーダンス化を実現しています。
さらに、最高ランクの高音質パーツを投入する事でクリーンでハイスピードな信号処理を可能にしています。
主要回路には専用のローカルレギュレータ回路を装備しています。
No33Lの手法をさらに改良し、信号経路の短縮による低ノイズ化を図っています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz、THD0.1%以下) | 400W+400W(8Ω) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz -0.1dB |
S/N比 | 85dB以上(1W出力時) |
入力端子 | XLRバランスx1 RCAアンバランスx1 |
電圧ゲイン | 26.8dB |
入力インピーダンス | バランス:100kΩ アンバランス:50kΩ |
入力感度 | 2.59V(8Ω、定格出力時) |
消費電力 | スリープ時:5W スタンバイ時:131W 無信号時:135W 定格出力時(8Ω):1,731W |
外形寸法 | 幅445x高さ243x奥行539mm |
重量 | 55.3kg |