MARK LEVINSON No38L
¥620,000(1995年頃)
解説
最新の技術と快適な操作性の両立を図ったコントロールアンプ。
内部構成はデュアルモノラル仕様となっており、入力端子から出力端子までの信号処理に関わる全ての回路を分離独立せています。さらに、アンバランス信号にはフルバランスオペレーション方式を採用しており、入力直後にバランス化して出力までバランス信号の状態で全ての信号処理を実行しています。
アッテネーター部には最新のエレクトロニクスレベルコントローラーを採用しており、精密かつ正確なレベル調整を可能にしています。
また、フロントパネルの大型ボリュームにはバリアブルレゾリューションボリュームコントロールを採用しており、回すスピードに応じてステップ幅が変化する独自の仕様となっています。
ディスプレイ部にはLEDディスプレイを採用しています。
HDCDソフト再生時の音量差をプリアンプ部側で自動的に補うHDCDレベル補正機能を搭載しています。
他のマークレビンソン製品との連携操作を可能にするコミュニケーションリンク端子を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
No38LからのNo38SLへのグレードアップサービスが行われていました。
このサービスでは基板交換が行われました。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
構成 | デュアルモノラル構成 |
入力 | バランス(XLR):2系統 アンバランス(RCA):4系統 |
出力 | バランス・メイン(XLR):1系統 アンバランス・メイン(RCA):1系統 レコーディング出力(RCA):1系統 |
入力インピーダンス | 100kΩ(680pF) |
出力インピーダンス | 6Ω以下 |
最大出力 | 16Vrms(メインアウト) |
ゲイン | -72.1dB~+18.9dB |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 幅400x高さ98x奥行364mm |
重量 | 16kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |
別売 | バージョンアップサービス(No38L-No38SL、¥330,000) |