オーディオの足跡

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No336Lの画像
 解説 

ニューNo330LシリーズとしてSバージョン仕様の改良が施されたステレオパワーアンプ。

強力な電源部を採用する事で優れた低インピーダンス特性を獲得しています。

バイアス回路にはバリアブル・アダプティブ・バイアスサーキットを採用しています。
一般的な固定バイアス回路では、A級アンプであっても低負荷駆動時における大出力でのパワートランジスタのシャットオフ(ゼロバイアス)や,リバースバイアスを避けることが困難でした。この問題を解消するため、いかなる負荷においても常に最適なバイアスを供給するアクティブバイアス・サーキットを開発する事でこの問題に対処しています。
また、強制的にバイアスを可変する他の可変バイアス回路に比べてもシンプルながら安全・確実な動作を実現しており、音楽信号のアクティブかつ急激な変動に追随する事で最適なバイアス値を自動的に調整し、負荷変動に左右されない安定した出力特性を得ています。

素子の共振が少ないモールドパッケージのパワートランジスタを採用しています。
さらにアルミ製テンションバーを併用する事でケースの鳴きを追放しています。

放熱効率の高い新型ヒートシンクやモールドパッケージの優れた耐熱性・耐久性によって従来モデルと比べて17~25%のパワーアップを実現しています。

シアン化エステル四層基板を採用しており、信号ラインと±電源ラインを独立化させています。

コミュニケーションリンク機能やPHASTリンク機能を搭載しています。

機種の定格
型式 ステレオパワーアンプ
定格出力(20Hz~20kHz、THD0.5%以下) 350W+355W(8Ω)
700W+700W(4Ω)
1400W+1400W(2Ω)
周波数特性 20Hz~20kHz 0.1dB
入力端子 XLRバランス:1系統
RCAアンバランス:1系統
入力感度 バランス、アンバランス:2.41V
入力インピーダンス バランス:100kΩ
アンバランス:50kΩ
電圧ゲイン 26.8dB
出力インピーダンス 0.05Ω以下
消費電力 200W(スタンバイ時)
325W(無信号時)
2218W(8Ω定格出力時)
外形寸法 幅446x高さ262x奥行479mm
重量 62.0kg