MARK LEVINSON No28L
¥780,000(1991年発売)
¥850,000(MMフォノカード装備、1991年発売)
¥850,000(MCフォノカード装備、1991年発売)
解説
必要最小限の機能のみを排したシンプルなフロントフェイスを採用したコントロールアンプ。
No28Lは本体部(No28L)と電源部(PLS-228L)で構成されています。
音楽の処理過程で起こる音質劣化の問題に注目し、長年の課題にピリオドを打つべくDIDO(Differential
in Differential out)という独自の技術を採用しています。入力から出力まで全てをバランス型で信号処理するこの方式により、コモンモードノイズと歪の派生を可能な限り抑えています。
また、DIDO技術を生かすため外来ノイズに強いバランス型入出力を搭載しています。
光学読取り方式による新開発アッテネーターを搭載しており、0.1dB以内の精密動作を可能にしながら機械的摩擦や温度変化に左右されない高信頼性を確保しています。
上位モデルであるNo26Lの技術を各部に継承しており、音楽信号の経路を最短にし、入出力間のスイッチコンタクトを最高2ヶ所に抑えた、独自のマトリックス高精度リレーコントロールや、No26Lの電源部PLS-226Lに使用したものと同じハイグレードパーツで構成された独立電源を採用しています。
スタンダードモデルのほかに、MMフォノカード搭載モデルとMCフォノカード搭載モデルがありました。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
利得 | フォノアンプ MM:38dB、44dB フォノアンプ MC:58dB、64dB ラインアンプ Unbalanced:0dB、6dB、12dB、18dB ラインアンプ Balanced:6dB、12dB、18dB、24dB |
入力インピーダンス | MM:47kΩ(変更可能) MC:825Ω(変更可能) ラインアンプ:15kΩ |
出力インピーダンス | 10Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 本体:幅444.5x高さ78.5x奥行276.5mm 電源:幅217.1x高さ78.5x奥行333.4mm |
重量 | 本体:6.5kg 電源:6.0kg |