MARK LEVINSON ML-3
¥1,100,000(1979年発売)
¥1,650,000(1982年頃)
解説
あらゆる種類のスピーカーを駆動しうる大出力を確保しながら、音質をどこまで洗練できるかという課題への解答として開発されたステレオパワーアンプ。
電源部には片ch当り1.2kVAの大型トロイダルトランスと大容量キャパシターを採用しており、ピークで片ch当り30Aという大電流で45Vものパルスを送り出す能力を実現しています。
内部は完全なモノラルコンストラクションとなっており、使用パーツ類にも高精度な物を厳選して用いています。
特に内部配線には極太の純銅製ケーブルを使用しています。
ダンピングファクターが後面の切替スイッチによりNOM/LOW/HIGHの3段に切替えでき、スピーカーへの適応性がより高められています。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ |
| 回路 | クラスABオペレーション |
| 定格出力 (FTC法による) |
200W+200W(8Ω、両ch駆動、連続正弦波、 20Hz~20kHz、THD 0.2%以下) |
| 最大出力電圧 | 45V(チャンネル当り) |
| 最大出力電流 | 30A(チャンネル当り) |
| 入力インピーダンス | 20kΩ |
| 入力感度 | 1V |
| 利得 | 32dB |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 180W(アイドリング時) 2.5kW(2Ω負荷、ノンクリップ最大出力時) |
| 外形寸法 | 幅483x高さ266x奥行620mm |
| 重量 | 45kg |