Marantz TT-15S1
¥250,000(2004年12月発売)
解説
PM-11S1やSA-11S1と共通のNew Premium Designを取り入れたベルトドライブ型レコードプレイヤー。
駆動方式にはベルトドライブ方式を採用しています。
ベルトドライブ方式ではモーターの振動が伝わりにくく、モーターからの磁気フラックスの影響が少ないというメリットを持っています。また、TT-15S1ではベルトに劣化の少ないシリコン製のエンドレスタイプを採用しています。
高密度高内部損失の20mm厚アクリル材シャーシと28mm厚のターンテーブルを採用しています。また、軸受には耐久性に優れたセラミックベアリングを採用しています。
トーンアーム部には剛性が高くラテラルが完全に取れるストレート型のアルミトーンアームを採用しています。
アームパイプには低共振なアルマイト処理が施されており、内部を通る線材にはOFCスペシャルアームケーブルを採用しており、ダイレクトにアンプ接続することでより忠実な伝送を図っています。
アンチスケーティング機構にはアームと接触しないマグネティック方式を採用しています。
駆動モーターにはノンサーボ高トルクタイプのACシンクロナスモーターを採用しています。
このモーターユニットはシャーシから隔離されており、振動が伝わるのを防止しています。
カートリッジには黒檀ベースを採用したMM型カートリッジを採用しています。
脚部にはアルミ無垢の3点支持ソリッド脚を採用しています。
Souther Engineering社製のディスククランパーであるクレバークランプが付属しています。
制振効果の高いフェルトシートが付属しています。
機種の定格
| 型式 | ターンテーブル |
| <ターンテーブル部> | |
| 駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
| ターンテーブル | 高密度アクリル |
| ターンテーブル厚 | 28mm |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| 回転数偏差 | ±0.2% |
| S/N比 | 80dB |
| <トーンアーム部> | |
| 形式 | 2ポイント・ラジアル・トーンアーム |
| 針圧可変範囲 | 0~5g(1目盛=0.1g) |
| 適合カートリッジ自重 | 3g~18g |
| <カートリッジ部> | |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz |
| 出力電圧 | 3.6mV(1kHz、5cm/s) |
| チャンネルセパレーション | 30dB以上 |
| チャンネルバランス | 0.2dB以下 |
| 適正針圧 | 2.2g |
| インピーダンス | 0.66kΩ |
| カンチレバー | アルミニウム |
| カートリッジ重量 | 6.0g |
| 針交換 | 不可 |
| <総合> | |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 5W |
| 最大外形寸法 | 幅440x高さ110x奥行350mm(本体、トーンアーム含まず) |
| 重量 | 8.9kg(トーンアーム/モーター含む) |
| 付属 | モータープーリー2個(50Hz/60Hz用各一個) ドライブベルト2本 MMカートリッジ レコードクランプ 手袋 ベアリングオイル ターンテーブルシート 六角レンチ3本 組み立て用マイナスドライバー |
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