Marantz SA7003の仕様マランツ

Marantz SA7003
￥60,000(2008年9月発売)

　解説　

新開発のオリジナルメカニズムどを採用し新スタンダードモデルとして開発されたSACDプレイヤー。

新開発のマランツオリジナルメカモジュールを採用しています。
このドライブはSA8003とSA7003のために新規に設計されたものです。ディスクトレイの素材にはザイロンを採用しており、marantzロゴの刻印が施されています。

オーディオ回路にはHDAM SA2テクノロジーを採用しています。
HDAM(Hyper Dynamic Amplifier Module)はディスクリート構成のローノイズ・ハイスルーレート化したアンプモジュールです。その中でHDAM SA回路は電流帰還型に適した電圧利得0dBの高速バッファーアンプとなっており、ローノイズ・ハイスピードの設計思想を追求しています。

D/A変換部にはシーラスロジック社製D/AコンバーターであるCS4398を搭載しています。
CS4398ではSACDの録音フォーマットである1ビットDSD信号に対応すると共に、内蔵するダイナミック・エレメント・マッチング回路によってCDの16ビットPCM信号にも対応しています。

フロントパネルのデザインにM-1デザインを採用しています。
このデザインでは分割サブフレーム構造を採用しており、シャーシ剛性を確保しながらフロントを3ブロックに分割し、高剛性のガラス繊維強化レジン製曲面パネルでセンターのメタル素材を挟んだ構造となっています。この異なる材質を組み合わせた構造によって振動を分散させて不要な振動を吸収し、再生音の向上を図っています。

中央に新規開発のメカニズムと電源トランスを配置し、ブロック化を図っています。
左側に電源回路とコントロール回路、右側にアナログ電源とでデジタル/アナログオーディオ回路を配置したレイアウトとしています。また、機器内部のレイアウトは可能な限りシンプルで線路長を短くしており、信号ロスを抑えています。

ヘッドホン回路にはハイスピード、ローノイズのオペアンプの出力に高速電流バッファーを付加したものを採用しており、より高いクオリティの出力を実現しています。

アナログ出力端子は端子間に距離を持たせる事で大型プラグを用いた高級ケーブルにも対応しています。
また、端子には金メッキ加工が施されており、経年変化や信号劣化を防いでいます。

カスタムオーディオパーツを採用しています。

音楽CDに加え、MP3やWMAファイルを記録したCD-R/RWディスクの再生にも対応しています。

24曲プログラム再生やランダム再生、1曲/全曲リピート再生、AMS(Automatic Music Scanなどの機能を搭載しています。

ディスプレイオフ機能を搭載しています。

外部タイマーを接続する事でタイマープレイが可能です。

CD用のデジタル出力端子として光と同軸端子をそれぞれ装備しています。

システムリモートコントロール端子を装備しています。

別売りオプションとしてピアノブラック仕上げのサイドウッドパネルがありました。

ワイヤレスリモコンが付属しています。
このリモコンではマランツ製アンプのボリュームやミュート、入力切替などの基本操作が可能です。