
Marantz DR6000
¥74,800(2000年6月発売)
解説
レコーディング機能だけでなく音質も追及したセンチュリーシリーズのCDレコーダー。
CD-R/CD-RWの両フォーマットの音楽専用録音ディスクに対応しています。
メカニズム部には、録音・再生時に影響を及ぼす振動への対策としてダイキャストを用いた制振構造メカニズムを採用しています。
デジタル・レベル&バランス・コントロールを搭載しており、デジタル録音時に-63dB~+6dBの範囲でレベル調整と、左右それぞれ100ステップのバランス調整が可能です。
サンプリングレートコンバーターを搭載しており、CS/BS放送やDATなどのサンプリング周波数の異なる機器からのデジタル信号をCDと同じ44.1kHzに自動変換することで、様々な機器からの録音が可能です。
デジタル・ダイレクト録音機能を採用しており、CDなどの44.1kHzのサンプリング周波数のデジタルソースはサンプリングレートコンバーターを経由せずに記録でき、HDCDやDTS
CDの録音も可能です。
CDテキスト入力・消去・編集機能を搭載しており、アルバムタイトルやアーティスト名などを音楽と一緒に記録することができます。20曲(1曲あたりアーティスト名:60文字/タイトル:60文字)のディスクのデータが約50枚分記憶できます。
ダビング開始から終了・ファイナライズまで、自動的にCDをまるごと1枚コピーできるMAKE
CD機能や、曲番号を録音順に自動的に割り振るオート・トラック・インクリメント機能などの録音機能を搭載しています。
L/Rそれぞれのオーディオ出力アンプ部に、ローノイズ/ハイスルーレートを誇る高速電圧増幅モジュールHDAMを搭載しています。HDAMは徹底したシールド構造によって熱や振動、電磁波などの影響を排除し、再生音の密度感やスピード感の向上に効果を発揮します。
D/A変換部には、ビットストリーム方式を用いたフィリップス製DACであるTDA1305を採用しており、L/R独立してDAC回路をディファレンシャル動作させることで高いチャンネルセパレーションと高調波歪の低減を実現しています。
電源トランスにはOFC(無酸素銅線)を用いたEIタイプ電源トランスを採用しています。また、電解コンデンサには高音質タイプを厳選して採用しています。
金メッキが施された入出力端子を採用しています。
SCMSに対応しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CD-R/CD-RWレコーダー |
再生可能ディスク | CD、CD-R、CD-RW |
録音可能ディスク | CD-R、CD-RW(音楽用) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
S/N比(EIAJ) | 108dB(デジタル録音・再生時) 95dB(アナログ録音時) |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 100dB(デジタル録音・再生時) 92dB(アナログ録音時) |
全高調波歪率(EIAJ) | 90dB(デジタル録音・再生時) 88dB(アナログ録音時) |
デジタル入力 | 32kHz~48kHz(自動サンプリングレート変換、COAX/OPTICAL) |
アナログ出力 | 2Vrms |
デジタル同軸出力 | 0.5Vp-p/75Ω |
デジタルオプティカル出力 | -20dBm |
ヘッドホン | 0~5Vrms/8Ω~2kΩ |
ファイナライズ | 2~4分 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 24W |
最大外形寸法 | 幅440x高さ87x奥行317mm |
重量 | 4.6kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |