Marantz DD-92
¥150,000(1994年頃)
解説
アナログカセットテープ再生とDCCテープの録再が可能なプレミアム・DCCデッキ。
D/Aコンバータにはビットストリーム方式のDAC7を搭載しています。また、A/Dコンバータには18bit・64倍オーバーサンプリングA/Dコンバータを採用し、録音時の歪の低減とダイナミック・レンジのワイド化を実現してます。
DD-92ではデジタルモニター機能を搭載しており、A/DコンバータおよびD/Aコンバータを単独に駆動させることでA→D、D→A、A→D→A変換機としても活用できます。
ヘッドにはアナログカセットテープ再生とDCCテープの録再を可能にした薄膜ヘッドを採用しており、DCCソフトだけでなく今までにコレクションしたカセットも活かせるようになっています。
コンストラクションには高周波成分を吸収する銅メッキ・シャーシを採用しています。
また、ノイズキラー素子をはじめダイカスト・サイドパネルやOFCケーブルなどのパーツを投入することで高音質化を図っています。
アペンドREC(自動つなぎ録り)機能、シンクロREC機能、選曲再生/リピート再生/リプレー機能、マーカー認識による自動再生機能、文字情報表示機能など、多彩な機能を搭載してます。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
| 型式 | デジタル・コンパクトカセットプレイヤー |
| サンプリング周波数 | 48kHz、44.1kHz、32kHz |
| 符号化方式 | PASC(Precision Adaptive Sub-band Cording:高効率符号化方式) |
| オーディオ・ビット・レート | 384kbit/sec |
| エラー訂正方式 | C1、C2、リード・ソロモン方式 |
| テープスピード | 4.76cm/sec |
| チャンネル数 | 2チャンネル・ステレオ |
| 周波数特性 | Fs=48kHz:20Hz~22kHz ±0.2dB Fs=44.1kHz:20Hz~20kHz ±0.2dB Fs=32kHz:20Hz~14.5kHz ±0.2dB |
| ダイナミックレンジ | 再生:100dB以上 録音:98dB以上 |
| 全高調波歪率 | 再生:0.003%以下 録音:0.004%以下 |
| SN比 | 録再:98dB以上 |
| チャンネルセパレーション | 再生:95dB以上 録音:85dB以上 |
| 入力感度/インピーダンス | アナログ:250mV/47kΩ デジタル(同軸):0.5Vp-p/75Ω デジタル(光):IEC958 TOSLINK準拠 |
| 出力レベル/インピーダンス | アナログ(固定):2V/500Ω アナログ(可変):0~2V/500Ω デジタル(同軸):0.5Vp-p/75Ω デジタル(光):IEC958 TOSLINK準拠 |
| 消費電力 | 30W |
| 外形寸法 | 幅454x高さ132x奥行334mm |
| 重量 | 13kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン |
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