Marantz RV351II
¥29,800(1987年頃)
解説
ドルビーサラウンドプロセッサーとリアチャンネル用のアンプを搭載したサラウンドプロセッサー。
サラウンド再生を実現するため、リアスピーカー用パワーアンプを搭載すると同時にパーソナルサラウンド対応ヘッドホン端子を搭載しています。
フロント信号の出力信号を2系統搭載しており、オーディオ・システム以外にTVの音声入力へ接続するなど幅広い使い方が可能です。
フロント、リア両スピーカーの音量をマスターボリュームにより集中コントロールが可能です。
また、リアスピーカーの音量のみをコントロールできるリア・ボリュームも独立装備しています。
通常のステレオソースやモノラルソースに対してもサラウンド効果を発揮するマルチサラウンド機能を搭載しており、スイッチ切換えにより、ドルビーサラウンド、ステレオ、モノラルの各ソースに対応しています。
ステレオソースにはマトリックス・サラウンドが、モノラルソースにはスペーシャル・ステレオが対応しています。
キャリブレーション・コントロールとディレイコントロールを搭載しており、ドルビーサラウンド再生時の入力レベルと遅延時間を、各ソフトに応じてコントロールしてソフトや場面に効果的なサラウンド再生を実現します。
エフェクト・コントロールを搭載しており、マトリックス・サラウンドとスペーシャル・ステレオの奥行き感や音の広がりをソースに応じてコントロールできます。
機種の定格
型式 | ドルビーサラウンドプロセッサー |
最大出力 | 30W(ダイナミックパワー、6Ω) |
全高調波歪率 | 0.03%(1kHz、20W、6Ω) |
周波数特性 | ダイレクト:20Hz~20kHz -1.5dB ドルビー:100Hz~6kHz -3dB |
入力感度/インピーダンス | 250mV/68kΩ |
SN比 | 90dB(IHF-A) 68dB(ドルビー) |
ディレータイム | 15ms~30ms(可変) |
最大外形寸法 | 幅420x高さ60x奥行200mm |
重量 | 3.2kg |