Marantz LT-1
¥85,000(1993年頃)
解説
デジタル機器とアンプの間に接続することにより、高周波ノイズを遮断し、純粋な音楽信号のみを伝送可能とするライン・トランスフォーマー。
デジタル処理を行うオーディオ機器の内部では、A/D、D/A変換時をはじめ、様々な部分で高周波ノイズが発生しています。
LT-1では、これらのノイズをトランスによって遮断し、純粋な音楽信号のみを伝送可能としています。
トランスには、マランツオリジナルのスペシャルトランスを採用しています。
またトランスの設置には、アルミブロックの中にトランスをしっかりとセットし、さらに充填材を注入して固定しています。これによりトランスからの漏れ磁束を押さえ込み、外部からの振動にも影響を受けにくい構造としています。
外部からの振動による音質劣化を防ぐため、本体は8mm厚のアルミ材フロントパネル、3mm厚天板、ダイカスト・サイドパネルでしっかりと固定してあります。
また、サイドパネルは特殊塗装が施されており、しっかりとしたマット仕上げとなっています。
ゴールドモデルとブラックモデルの2種類がありました。
機種の定格
型式 | ライン・トランスフォーマー |
入力 | 1系統 |
出力 | 1系統 |
アース端子 | 2系統 |
最大外形寸法 | 幅250x高さ84x奥行215mm |
重量 | 3.5kg |