Marantz AD-5
¥89,800(1979年頃)
解説
2wayマルチチャンネルエレクトロニッククロスオーバーネットワーク。
カットオフ周波数は、LPF側と、HPF側が独立しています。
しかも、70Hz、90Hz、180Hz、300Hz、500Hz、800Hz、1.2kHz、3.2kHz、5kHz、7kHz、10kHzの11ポイントからセレクトできます。
スロープセレクタは6dB/octと12dB/octの2種類の減量が選べる2ポイントスロープセレクタ。しかもLPF側とHPF側が独立したつまみです。
レベルコントロールは、パネル表示との誤差の少ない高精度コンダクティブプラスチックボリュームを採用。しかもL・R独立の2連型で、左右スピーカーの微妙な音量が調整できます。
パネルのスイッチをINTERNALにすることでHPFとLPFが直列接続になりバンドパスフィルタとして作動でき、AD-5の追加で3way、4wayにグレードアップが可能です。
サブウーファー用のセンターチャンネルを装備。カットオフ周波数は70Hz、100Hz、150Hz。スロープ特性は、24dB/octになっています。
機種の定格
型式 | エレクトロニック・クロスオーバネットワーク |
カットオフ周波数 | (LPF・HPF独立可変)70Hz、90Hz、180Hz、300Hz、500Hz、800Hz、 1.2kHz、3.2kHz、5kHz、7kHz、10kHz (センターチャンネル)70Hz、100Hz、150Hz |
スロープ特性 | (LPF・HPF独立可変)6dB/oct、12dB/oct (センターチャンネル)24dB/oct |
レベルコントロール | 0~∞ |
挿入損失 | -1dB以内 |
入力インピーダンス | 40kΩ |
出力インピーダンス | 2.5kΩ以下 |
出力(R、L:10kΩ) | 1.5V(7V最大) |
高調波歪率(20Hz~20kHz) | 0.003%(1.5V出力時) 0.03%(5V出力時) |
周波数特性(10Hz~100kHz) | +0、-1dB |
S/N比 | 100dB(IHF・Aネットワークショート回路) |
定格消費電力 | (電気用品取締法)15W |
電源 | AC100V、50/60Hz |
外形寸法 | 幅416x高さ44.5x奥行300mm |
重量 | 4.8kg |