オーディオの足跡

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SR4000の画像
 解説 

海外向けに販売された人気モデルを、デザイン、フィーチャー、性能など日本向けにリファインして発売したステレオレシーバー。

メインアンプ部の入力前段にはボルテージICを採用し、出力段にはファイナル段とドライブ段をワンパッケージに収めたダーリントン・パワーICを採用しています。

配線による特性変化を無くすため、電源部とメインアンプ部を一枚基板としています。
さらに入力端子を基板にダイレクトに接続し、セレクタースイッチなども基板に直付けする事でリード線使用にともなうクロストークの発生を防いでいます。

LEDピークパワーメーターを装備しています。
高感度ICを採用する事でパルシブな音にも素早く追従し、ピーク値の読み取りも正確に行なえます。

トーンコントロール回路には低域と高域に加えて中域もコントロール可能なトライトーンコントロールを装備しています。
回路はNF型で、アンプ部分にトランジスタ2個、トーンコントロール部分に2個使用しています。

チューナー部は検波段にクアドラチュアICを採用しており、優れたセパレーション特性と低歪率化を図っています。
また、フロントエンドには3連バリコンを採用しています。

マランツ独自のチューニング機構であるジャイロタッチチューニングを採用しています。
この方式では大型フライホイールを直接駆動してスムーズな選局が行なえます。

チューニングメーターとマルチパス/シグナルメーターを装備しています。

保護回路にはマランツ独自のASOプロテクター回路を採用しています。

2系統のスピーカー端子を装備しています。
端子にはワンタッチで接続できるプッシュボタン式コネクターを採用しています。

ラウドネススイッチ、テープモニタースイッチ、FMミューティングスイッチを装備しています。

機種の定格
型式 ステレオレシーバー
<アンプ部>
定格出力(両ch駆動、20Hz~20kHz) 50W+50W(8Ω)
63W+63W(4Ω)
全高調波歪率 0.025%(8Ω)
0.05%(4Ω)
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1、定格出力時) 0.025%(8Ω)
0.05%(4Ω)
ダンピングファクター 50(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono:2.7mV/47kΩ
Aux、Tape:160mV/20kΩ
出力帯域幅 20Hz~20kHz(4Ω負荷、8Ω負荷)
周波数特性 Phono(RIAA):20Hz~20kHz ±0.3dB
Aux、Tape:10Hz~60kHz ±1.0dB
S/N比(IHF-A) Phono:88dB
AUX、Tape:98dB(775mV入力)
スピーカー負荷インピーダンス 4Ω、8Ω
出力レベル/インピーダンス Rec out:580mV/500Ω
<FMチューナー部>
実用感度 10.3dBf/1.8μV
50dBクワイティング感度 mono:13.9dBf/2.5μV
stereo:36.8dBf/38μV
高調波歪率(65dBf、1,000μV、1kHz) mono:0.15%
stereo:0.25%
周波数特性 30Hz~15kHz +0.5 -1.0dB
キャプチャーレシオ 1.0dB(65dBf、1,000μV)
イメージ除去比 55dB
中間周波妨害比 85dB
ステレオセパレーション(1kHz) 45dB
<AMチューナー部>
IHF実用感度 20μV
S/N比 50dB
イメージ除去比 45dB
中間周波数妨害比 40dB
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 140W
外形寸法 幅466x高さ140x奥行353mm
重量 10kg