Marantz PM8100SA
¥69,800(2000年発売)
解説
PM-14SAやPM-17SAの設計思想を継承し、次世代オーディオへの対応を図ったプリメインアンプ。
DVD入力は6チャンネル入力に対応しており、パワーアンプを追加することでSACDやDVD
Audioをはじめとするマルチチャンネルソースを再生することが可能です。
プリ・パワー独立構成を採用しており、高音質化を図っています。
プリアンプ部には新開発の電流帰還型を6つのチャンネル全てに採用しています。これによりローノイズ・ハイスルーレートを実現し、次世代オーディオに対応できる高速化とダイナミックレンジの確保を図っています。
ボリュームには、従来のボリュームよりチャンネル間の偏差が少なく、電子ボリュームよりパフォーマンスが高い、ダイキャストフレームのモーター駆動6連ボリュームを採用しています。
パワーアンプ部には電流帰還型を採用しています。帰還インピーダンスを下げる事で位相補償も軽く、ハイスピードなアンプを実現しています。
また、パワーデバイスには高域特性に優れたL・A・P・Tトランジスタを採用しており、左右のヒートシンクを独立させ、振動や熱的なクロストークを低減してます。
電源部にはスーパーリングコアトロイダルトランスや高速・低損失でローノイズなショットキーバリアタイプ整流素子などを採用しています。
スピーカーターミナルにはSAシリーズ・プリメインアンプとして標準のドイツWBT社製最新型を採用しており、バナナプラグやYラグにも対応しています。
シャーシには、肉厚鋼板の1.6mm厚のボトム・プレートを追加したダブルレイヤード・シャーシを採用しており、外部からの振動による音質への影響を低減すると共に、シャーシの強度を向上させています。
専用リレーでプリアンプ部に直結するCD&DVDダイレクト・インプットを搭載しています。
レックバッファー付フルレックセレクターを搭載しています。
入出力端子には金メッキ処理が施されています。
インレット式ACケーブルを採用しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz、両ch駆動) | 90W+90W(4Ω) 75W+75W(6Ω) 60W+60W(8Ω) |
全高調波歪率(20Hz~20kHz、両ch駆動) | 0.01%(8Ω負荷時) |
混変調歪率(SMPTE) | 0.01% |
出力帯域幅(8Ω負荷、0.04%) | 10Hz~50kHz |
周波数特性(CD、ソースダイレクト) | 5Hz~70kHz +0 -1dB |
ダンピングファクター(20Hz~20kHz) | 100(8Ω負荷) |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.4mV/47kΩ High Level:210mV/25kΩ |
SN比(IHF Aネットワーク、入力ショート) | Phono MM:85dB High Level:110dB |
トーンコントロール | Bass:±8dB(100Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 160W |
最大外形寸法 | 幅440x高さ124x奥行340mm |
重量 | 9.0kg |
付属 | システムリモコン ACケーブル |