Marantz PM700AV
¥70,000(1990年頃)
解説
ドルビープロロジックを搭載したAVサラウンドアンプ。
ドルビープロロジック回路を搭載しており、パワーアンプ部はフロント2チャンネルに加えてリア1ch、センター1chの4アンプ構成としています。
リアのスピーカー出力端子は2系統搭載しており5スピーカーに対応しており、センター用のアンプの増設無しで、そのままドルビープロロジックシステムに対応しています。
また、センターチャンネルは、小型スピーカー用のノーマル、中型以上のスピーカー用のワイド、センタースピーカーを使用しない場合のファントムが選べます。
ドルビープロロジックの他に、マトリクスとホールの2種類のサラウンドモードを搭載してます。
CDなどの通常の2chソースにコンサートホールの残響を付加するホールモードと、LDのライブ・ソースやスポーツなどに活用できるマトリクスを搭載しています。
グラフィックイコライザータイプの低音増強回路であるスーパーバス回路を搭載しており、低音再生を改善できます。
オーディオ3系統、AV4系統の接続端子を搭載してます。
また、LD、VTR1、TVにはS端子も搭載しています。
PM-80などに採用されている防振構造のサイド・パネルを採用しています。
また、ブラックとゴールドの2つのカラーバリエーションがありました。
プリ・コーデッド・タイプの学習済リモコンが付属しており、ST700BSや他のマランツ製品の基本操作が可能です。また、他メーカー製のテレビやビデオデッキの基本操作のリモコン・コードが登録されています。
機種の定格
型式 | AVサラウンドアンプ |
<オーディオ部> | |
定格出力(EIAJ、6Ω) | フロント(ステレオ時):70Wx2 リア(ホールサラウンド時):50W センター(ドルビーサラウンド時):50W |
入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/47kΩ Line:150mV/25kΩ |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB |
RIAA偏差 | 20Hz~20kHz ±1dB |
SN比 | Phono:76dB Line:85dB |
デジタルディレイ | 20ms |
<ビデオ部> | |
入力感度/インピーダンス | 1Vp-p/75Ω |
出力レベル/インピーダンス | 1Vp-p/75Ω |
ビデオ周波数特性 | 5Hz~6MHz +0 -3dB |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 160W |
外形寸法 | 幅454x高さ152x奥行339mm |
重量 | 10kg |
付属 | プリコーデッド・リモコン RC700AV |