
Marantz PM5003
¥33,333(2008年8月発売)
解説
M-1デザインを採用したプリメインアンプ。
3ピース構成のフロントパネルを持つM-1デザインを採用しています。
このデザインではガラス繊維強化レジン製の曲面パネルでセンターのアルミフロントパネルを挟んでおり、異なる材質を組み合わせた構造によって振動を分散させて不要な振動を吸収する事で再生音の向上を図っています。
プリアンプ部とパワーアンプ部には高速な電流帰還方式の増幅回路を採用しています。
また、上級機種と同様にプリアンプ、パワーアンプ、トーンコントロールを独立させた構成を採用しており、パワーアンプにはディスクリート構成、トーンコントロールにはアクティブフィルター構成を採用しています。さらにインプットバッファー回路を搭載する事でS/N比やチャンネルセパレーション向上を図っています。
フォノイコライザーを搭載しており、MMカートリッジの入力に対応しています。
バイワイヤリングやバナナプラグに対応したスピーカー端子を採用しています。
ソースダイレクト機能を搭載しとえり、ワンタッチでトーン回路とバランス回路をバイパスでき、より純度の高い再生が可能です。
ラウドネス機能を搭載しており、低ボリューム時の低域と高域の音量感を補正できます。
Rec outバッファー回路を新たに搭載しており、Rec out端子に接続された機器の影響を排除しています。
システムリモートコントロール端子を装備しています。
ブラックとシルバーゴールドの2色のカラーバリエーションがありました。
また、別売りオプションとしてピアノブラック仕上げのサイドウッドパネルがありました。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
このリモコンではマランツ製のアンプ/CDプレイヤー/チューナー/DVDプレイヤー/カセットデッキを操作できます。
また、3組のIRコードを内蔵しており、最大で3台の同一モデルの独立したコントロールが可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(40Hz~20kHz、両ch駆動時) | 55W+55W(4Ω) 40W+40W(8Ω) |
ダイナミックパワー | 80W+80W(4Ω) 55W+55W(8Ω) |
全高調波歪率 | 0.01%(40Hz~20kHz、8Ω負荷、両ch駆動時) |
出力帯域幅 | 10Hz~30kHz(8Ω負荷、0.06%) |
周波数特性(CD、1W、8Ω負荷) | 10Hz~50kHz +0 -1dB |
ダンピングファクター | 100(40Hz~20kHz、8Ω負荷) |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.2mV/47kΩ CD、Line、Tuner、Aux/DVD、Recorder:200mV/20kΩ |
Phono最大許容入力(1kHz) | MM:110mV |
RIAA偏差 | 40Hz~20kHz ±0.5dB |
S/N比(IHF-Aネットワーク、1W出力、8Ω負荷) | Phono MM:83dB(5mV入力) Line:87dB(500mV入力) |
入力端子 | Line:3系統(CD、Tuner、Aux/DVD) Tape入力:2系統(Recorder1/2) Phono入力:1系統(GND端子付き) |
出力端子 | Tape出力:2系統(Recorder1/2) スピーカー:2系統(SystemA/B) ヘッドホン:1系統 |
トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 110W(電気用品安全法) 0.4W(待機時) |
最大外形寸法 | 幅440.0x高さ104.5x奥行369.5mm |
重量 | 6.7kg |
付属 | システムリモコン(RC003PM) |