Marantz PM-88aSE
¥90,000(1994年頃)
解説
PM-80aをベースに、メーカーズ・チューンナップ思想のSEコンセプトを加味してより高いレベルを目指したプリメインアンプ。
電源部にはトロイダルトランスを採用しており、振動や漏れ磁束の発生を最小限に留めて音楽信号への電気的な色づけを抑えています。また、トランスケースに樹脂と無機物の混合物を充填することで防振制と放熱効果を向上させています。
シャーシには銅メッキが施されており、高周波に対するインピーダンスを内部配線より低く抑えて高周波の影響を抑えています。
天板に通常の3倍の厚みを持たせ、内部の電子パーツが振動するのを抑えています。
さらに、両サイドをがっちりと固定するダイカスト・サイドパネルによって内部や外部の振動に強い構造としています。
実使用時のS/Nの劣化を防ぐ4連アクティブボリュームを採用しています。
また、トーンコントロールの排除や高い安定度を確保するアルミ無垢材のノブの使用など、より純度の高い音質を追求した工夫が施されています。
機種の定格
| 型式 | ステレオプリメインアンプ | ||
| 定格出力 |
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| 全高調波歪率 | 0.008% | ||
| 周波数特性 | 10Hz~100kHz +0 -1dB(CD、ソースダイレクト) | ||
| SN比 | High Level:111dB | ||
| 入力端子 | Line入力:3系統 Phono入力:1系統 Tape入力:2系統 |
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| 出力端子 | Tape出力:2系統 スピーカー出力:2系統 |
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| 消費電力 | 220W(電気用品取締法) | ||
| 外形寸法 | 幅454x高さ165x奥行380mm | ||
| 重量 | 17.5kg |
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