Marantz PM-54
¥62,000(1984年発売)
解説
PM-64とともにデジタル対応思想の基に開発され、AVSS搭載やローインピーダンス対応を実現したプリメインアンプ。
パワーに応じて出力供給電圧をシフトするAVSS(オート・ボルテージ・シフト・サプライ)を搭載しており、小出力から最大出力まで各パワーに最も適した出力供給電圧でパワー素子をドライブすることで、クォリティを保ちつつハイパワー化を実現しています。
ローインピーダンス対応設計がされており、瞬間的にスピーカーインピーダンスが極めて低い値へ変動してもパワーを維持します。
デジタルソースのより高SN比、ハイスピードな信号伝送を求めてダイレクトスイッチを搭載しています。
アナログディスクの再生にはMM入力に加えMC入力も搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz) 95W+95W(4Ω、1kHz) |
出力帯域幅(8Ω、THD 0.03%) | 5Hz~40kHz |
全高調波歪率(20Hz~20kHz、8Ω) | 0.015% |
混変調歪率 | 0.015% |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0 -0.3dB |
ダンピングファクター(8Ω) | 90 |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:250μV/100Ω Tape、Tuner、Aux、CD:150mV/25kΩ |
出力インピーダンス | Tape out:900Ω |
RIAA偏差 | 20Hz~20kHz ±0.2dB |
SN比(IHF-Aネットワーク) | Phono MM:84dB Phono MC:68dB Tape、Tuner、Aux、CD:96dB |
Phono最大許容入力 | MM:140mV MC:14mV |
トーンコントロール特性 | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
電源 | 100V、50/60Hz |
消費電力 | 150W |
外形寸法 | 幅416x高さ136x奥行334mm |
重量 | 8.8kg |
別売 | サイドウッド WPM-64(¥4,000) |