Marantz PM-50
¥45,000(1989年頃)
解説
プリメインアンプの基本を徹底して貫いて開発されたモデル。
電源部には15,000μFx2の大容量コンデンサーを搭載して、安定した電流供給を実現しています。
また電源回路の分離や電源回りのレイアウトにも配慮を施し、ノイズの混入を防いでいます。
アナログ・レコードの個性を生かすため、ローノイズFETとオーディオ用ICによるフォノ・イコライザーを採用しています。MM型カートリッジだけでなくMC型にも対応しています。
セレクター・スイッチからマスター・ボリューム・ダイレクトに接続されるソース・ダイレクト・スイッチを搭載してます。これによりあらゆるソースをパワーアンプへ直結した状態で聴くことが出来ます。
入力端子は5系統、テープ入出力端子は2系統を搭載しています。
通常のソース・セレクターとは別にテープ・モニター・スイッチにより、テープ1から2への編集が簡単に行えます。
マスター・ボリュームには、マランツ独自の抵抗変化特性を採用しており、ノブの回転に応じた自然な音量感を得られます。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力 (20Hz~20kHz、両ch同時駆動) |
120W+120W(4Ω) 100W+100W(6Ω) 80W+80W(8Ω) |
ダイナミックパワー | 240W+240W(2Ω) 180W+180W(4Ω) 140W+140W(6Ω) |
全高調波歪率(20Hz~10kHz、8Ω負荷) | 0.008% |
混変調歪率(SMPTE) | 0.008% |
周波数特性 | CD・ソースダイレクト:10Hz~100kHz +0 -3dB |
ダンピングファクター(8Ω負荷) | 180(20Hz~10kHz) |
入力感度/インピーダンス | Phono MC:250μV/100Ω Phono MM:2.5mV/47kΩ High Level:150mV/33kΩ |
Phono最大許容入力(1kHz) | MC:16mV MM:160mV |
RIAA偏差(20Hz~20kHz) | ±0.2dB |
SN比(Aネットワーク) | Phono MC:75dB Phono MM:85dB High Level:105dB |
トーンコントロール | Bass:100Hz、±6dB Treble:10kHz、±6dB |
電源 | AC100V、50/60Hz |
消費電力 | 180W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅420x高さ150x奥行380mm |
重量 | 10.0kg |