解説　

オーディオ装置全体のポテンシャルが発揮できるよう設計された真空管式コントロールアンプ。

回路構成にはシンプルダイレクト増幅回路を採用しています。
真空管として最もスタンダードな基本増幅回路をマックトン独特の手法を用いて改良することでグレードアップを図っています。また、特性の優れた双三極増幅管を多数個パラレル接続にし、大電流動作によって回路自体の超低インピーダンス化を図っています。

真空管には音質と特性の優れた三極管を採用しています。
XX-300Aに採用された三極管は、現在でも製造中の現行品種を採用しており、長期間のメンテナンスに対応しています。また、マックトンの規格に合格したものだけを厳選して使用しています。
その他の部品についても耐久力があり、なおかつ音への影響が少ないものを選択して使用しています。

電源トランスには専用設計されたトランスを採用しています。
また、電解コンデンサは総容量で10,000μFを超す大容量とし、さらに音声増幅回路自体を低インピーダンス化しています。

機種の定格

型式	管球式コントロールアンプ
入力感度	CD、Tuner、Line1～4、Tape1～2:120mV/51kΩ
出力端子	Output1/2:1V/500Ω、定格1V、最大30V
周波数特性	10Hz～100kHz -0.5dB
残留雑音	0.3mV
使用真空管	12AU7/ECC82x8
電源電圧	AC100V、50Hz/60Hz
消費電力	90W
外形寸法	幅470x高さ150x奥行370mm
重量	15kg