MACTONE MW-88
¥380,000(2000年頃)
解説
KT88/6550を用いたMWシリーズのステレオパワーアンプ。
MWシリーズでは出力管をパラレル接続にすることで能率の良くないスピーカーシステムにも対応しています。また、出力インピーダンスも半分に低下するため、余裕のあるダイナミックレンジが得られています。
MW-88ではハイパワー管として有名なKT88/6550をウルトラリニア接続にすることで内部抵抗を三極管並に下げることでダンピングの効いた柔らかな音と大出力を両立させています。
ドライブ回路には6BQ5の3極管接続を採用しており、大きなドライブ電力を得ることで能率が良くない直熱3極管に対応しています。
出力トランスにはMWシリーズ用に特別設計されたものを採用しており、定損失を極めて低くしています。
プレゼンススイッチを搭載しており、音色の違いが楽しめます。
入力ボリュームを搭載しており、CDプレイヤー等をダイレクトに接続できます。
機種の定格
型式 | 管球式ステレオパワーアンプ |
実効出力 | 80W+80W(3Ω~16Ω) |
周波数特性 | 20Hz~70kHz -1dB |
入力感度 | 0.7V/80W |
残留雑音 | 1mV以内 |
使用真空管 | KT88/6550x8 6BQ5x4 12AU7x2 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 290W 340W(実効出力時) |
外形寸法 | 幅440x高さ215x奥行330mm |
重量 | 23kg |