MACTONE M8/II
¥385,000(1台、1990年代頃?)
解説
管球式OTL回路を採用したモノラルパワーアンプ。
M8/IIには大型出力管を採用しており、超高電圧に耐える設計でありながら大電流を流せ、さらにプレート損失が33Wもあります。この管球を6本パラレルSEPP方式で構成することで厚みのある中低域の再生を実現しています。
初段回路と位相反転回路には双三極管をパラレル接続し、低インピーダンスを実現しています。
電源部にはM8/II専用に開発された高能率低インピーダンスの大型パワートランスを採用しています。
機種の定格
型式 | 管球式OTLモノラルパワーアンプ |
実効出力 | 30W(8Ω) 50W(16Ω) |
周波数特性 | 10Hz~150kHz -1dB |
入力感度 | 1V(30W、8Ω時) |
残留雑音 | 1mV以内 |
プレゼンスNF量 | 1~5dB |
ローカット端子 | 10Hz、-3dB |
使用真空管 | 30KD6/40KD6x6 12AU7x3 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 230W(無信号時) 680W(最大出力時) |
外形寸法 | 幅250x高さ180x奥行430mm |
重量 | 15kg |