ALPINE/LUXMAN K-105
¥60,000(1985年10月発売)
解説
Bridシリーズのオートリバースデッキ。
オートリバース機構には回転ヘッド方式を採用しており、録再アンプとヘッドのマッチングを最良点に追い込んでいます。
精度が要求される回転部には高精度のアルミダイキャスト製ヘッドローディング機構を採用しています。また、軸受部分はオイルレスメタルとし、高精度と高耐久性を実現しています。
回路設計にはBridシリーズのアンプなどに用いられているS.T.A.R.サーキットを採用しています。
この方式では回路内の給電ラインとアースラインの共有化を徹底して排除することでスムーズな信号の流れを実現し、聴感上のS/Nを改善しています。
ノイズリダクションシステムとして、ドルビーBとドルビーCを搭載しています。
操作部にはコンピューター式を採用しており、ミュージックサーチやイントロスキャン、ブランクスキップなどの機能を搭載しています。
録再ヘッドにはハードパーマロイを6層ラミネートし磁気特性を高めたヘキサラム録再ヘッドを採用しています。
また、消去ヘッドにはデュアルギャップフェライトヘッドを採用しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・オートリバース方式 |
ヘッド構成 | 録再:回転式オートリバースヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
テープ速度 | 4.75cm/sec. |
操作方法 | ロジックコントロール方式 |
ワウ・フラッター | 0.05%以下(W.R.M.S.) |
周波数特性 | ノーマル:20Hz~17kHz クローム:20Hz~18kHz メタル:20Hz~19kHz |
歪率 | 0.7%以下 |
S/N比 | ドルビーC、メタル:71dB以上 ドルビーC、ノーマル:70dB以上 |
出力 | 500mV/1kΩ |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 幅438x高さ114x奥行307mm |
重量 | 4.5kg |