 
		- LUXKIT M-4D
- ¥12,000(1983年発売) 
解説
ディストーションアナライザキット。
            
            M-2VやM-8M、または市販の高感度ACボルトメーターとの組み合わせることで高感度歪率計を構成できます。
            特にM-2Vのような高感度ACボルトメーターを組み合わせると、最高感度0.01%のフルスケールの歪率計となり、0.0018%までの歪率測定が可能です。これは、一般のアンプ開発や調整用の歪率計と同等の性能となっています。
            
            基本波除去フィルタには特性に定評のあるツインT型フィルタを使用しており、さらにこれを2段接続とすることで除去能力を向上させています。また、2段のフィルタを用いることで手動同調による測定が可能になっています。
            
            ディスクリート構成による低歪、低ノイズのインピーダンスコンバーターを採用しており、全レンジ100kΩの高入力インピーダンスを実現しています。
            
            歪率を測定する場合、特にパワーアンプにおいてはダミーロードが必要となります。そこで、M-4Dには8Ωのダミーロードが製作できるマンガニン線が付属しています。
            マンガニン線は標準抵抗線として使用される特殊なワイヤで、空き瓶などを利用してダミーロードが簡単に製作できます。
            
            パネル面のノブ類のレイアウトは機能面を優先した設計となっています。
			
機種の定格
| 型式 | ディストーションアナライザキット | 
| 歪率測定周波数 | 100Hz、1kHz、10kHz | 
| 同調範囲 | 基本周波数±3%以上 | 
| 基本波除去比 | 100dB以上(0.001%) | 
| 残留歪 | -95dB以下(0.0018%) | 
| 入力インピーダンス | 100kΩ以上 | 
| 入力電圧 | 1V~100Vrms | 
| 入力アッテネータ | 10dBステップ4段及び0~10dB連続可変 | 
| 出力インピーダンス | 約2kΩ | 
| 出力電圧(出力開放) | 入力波における基本波除去電圧の+20dB | 
| 電源 | 内部:9V電池006Px2 外部:±15~17V/20mA | 
| 外形寸法 | 幅227x高さ95x奥行151mm | 
| 重量 | 1kg(電池含まず) | 
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