LUXKIT A809
¥20,000(1980年頃)
解説
A800シリーズのMCヘッドアンプキット。
DCアンプ構成となっています。
ヘッドアンプ回路にはデュオ・ベータ回路を採用しており、中高音域を活かす適量NFBと低域の締りを良くするDCサーボとの組み合わせることで高音質化を図っています。
また、A809ではデュオ・ベータ回路イコライザも合わせて搭載しており、ボリューム付きパワーアンプに直接接続できます。
マイクロフォン用アンプとしても使用することができます。
この場合は改造によって入力インピーダンスを上げる必要があり、初段FETのゲート抵抗の100Ωを47kΩに交換します。
ただし、この場合は配線によっては発振することがあり、ノイズが若干悪化します。
機種の定格
| 型式 | MCヘッドアンプキット |
| <ヘッドアンプ部> | |
| 増幅度 | 20dB(配線変更で30dB) |
| 全高調波歪率 | 0.005%(20Hz~20kHz、1V出力) |
| 周波数特性 | 5Hz~500kHz -0.5dB |
| 入力換算ノイズ | -145dBV(IHF-A、入力ショート) |
| 入力インピーダンス | 10Ω、50Ω、100Ω |
| <イコライザー部> | |
| 定格出力 | 150mV |
| 入力感度 | 2mV |
| 全高調波歪率 | 0.005%(20Hz~20kHz、2V出力) |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.5dB |
| SN比 | 75dB(IHF-A、入力ショート) |
| 入力インピーダンス | 50kΩ |
| チャンネル・セパレーション | 70dB |
| <総合> | |
| 外形寸法 | 幅290x高さ76x奥行142mm |
| 重量 | 1.8kg |
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