 
		- LUXKIT A522
- ¥39,800(1982年頃) 
解説
プレイヤーの基本とは何かという原点に立ち返って開発されたアームレスレコードプレイヤーキット。
            
            ターンテーブルには平滑性に優れたフローティング製法による12mm厚の板ガラスを採用しています。
            従来は困難であったフロート・ガラスの精密加工に成功したことで、自重2kgの高密度で内部損失も適度な特性をもつガラス・ターンテーブルを実現しています。
            
            駆動モーターには12極シンクロナスモーターを採用しています。シンクロナスモーターは交流100Vで直接駆動するため、DC電源のようにDCの安定度などの条件によって音質が左右されるような問題が発生しない利点を持っています。
            電源周波数50Hz/60Hzへの対応はモータープーリの交換で行います。
            
            回転数の切替はベルトの掛け替えによって行うシンプルな方式を採用しており、長期にわたって正確な回転が得られます。
            33回転はプーリの上側に、45回転はプーリの下側にベルトを掛けます。
            
            スピンドルにはステンレス鋼を採用しており、軸受とともにミクロンオーダーの超精密仕上げを施すことで回転精度を上げつつ安定度を高めています。
            
            アームベースには有効長275mmまでの好みのアームを使用できます。
            また、別売りアームベースによるアーム交換が可能です。
            
            別売りオプションとして専用に開発されたトーンアームTA522がありました。
            TA522にはアームベースTB522が付属しています。
			
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤーキット | 
| 駆動モーター | 12極シンクロナスモーター | 
| 駆動方式 | ベルトドライブ | 
| ターンテーブル | 12mm厚フロートガラス、自重2kg | 
| 慣性モーメント | 210kg・cm2 | 
| 回転数 | 33・1/3rpm、45rpm(ベルト掛け替え式) | 
| ワウ・フラッター | 0.04%以下 | 
| SN比 | 70dB以下(DIN-B) | 
| 使用可能アーム | 有効長275mmまで | 
| 電源周波数対応 | 50Hz/60Hzの対応はモーター・プーリ交換式 (モーター・プーリ付属) | 
| 電源電圧 | AC100V | 
| 消費電力 | 5.5W | 
| 外形寸法 | 幅483x高さ160x奥行405mm | 
| 重量 | 8kg | 
| 別売 | 専用トーンアーム TA522(¥17,000) 交換用アームベース TB522(¥2,000) | 
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