LUXKIT A521
¥55,000(1981年頃)
解説
ラックスキットA500シリーズの第6弾として開発されたバキューム・ディスク・スタビライザ方式ターンテーブルキット。
ターンテーブル部にはラックスが開発した独自のバキューム・ディスク・スタビライザ方式を採用しています。この方式ではターンテーブルがディスクに吸着して一体化することで正確なスタビライズを実現しています。
駆動方式にはクォーツロック・ダイレクト・ドライブ方式を採用しており、より正確な回転を実現しています。
また、強力なモーターを採用することでターンテーブルを2.5秒で起動します。
トーンアーム部には高感度J型ユニバーサルアームを採用しています。
このアームは吸着システムのために新開発されたもので、高精度ピボット・ベアリングとミニチュア・ベアリングによる2重システムを採用しています。
また、ラテラルバランサー、オイルダンプ式アームリフター、テコ式インサイドフォースキャンセラーなどの機能も搭載しています。
アクリルダストカバーを装備しています。
脚部にはダブル・インシュレーション構造を採用しています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤーキット |
駆動方式 | クォーツ・ダイレクトドライブ |
吸着方式 | 専用モーター駆動による電動方式 |
ターンテーブル | 2.5kg |
慣性モーメント | 230kg・cm2 |
回転数 | 33、45rpm |
ワウ・フラッター | 0.04%以下 |
SN比 | 70dB以上(DIN-B) |
トーンアーム | J型スタティック・バランス |
適合カートリッジ | 5~10g |
外形寸法 | 幅483x高さ175x奥行358mm |
重量 | 10kg |
別売 | 交換用シーリング・パッド・セット SP-3(¥2,000) |