LUXKIT A250
¥36,500(1972年9月発売)
¥42,200(1974年頃)
解説
トランジスタを用いたステレオパワーアンプキット。
回路構成は全段直結ピュアコンプリメンタリーOCL回路を採用しています。
A250では差動増幅器2段と、2電源方式によるOCL回路、出力段に特性の揃ったPNPとNPNのパワートランジスタを組み合わせた構成されています。
この回路方式では全段が直流的に結合されているため、トラブルが生じた場合に原因を探すのが難しく、キット化に不利な面がありました。ラックスマンでは部品のセレクトとともに独自のチェック機構をとり入れることでこれを可能にしています。
付属のスイッチとメーターで、各チャンネルの無信号時の電流と出力段のゼロ電位の調整が行えます。
機種の定格
型式 | チューナーキット | ||||||
実効出力 | 30W+30W(8Ω、両ch動作) 35W/35W(8Ω、片ch動作) |
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混変調歪率 | 0.1%以下(8Ω、30W、70Hz:7kHz=4:1) | ||||||
全高調波歪率 | 0.1%以下(8Ω、30W) | ||||||
出力帯域幅 | 5Hz~50kHz -3dB(0.5%) | ||||||
周波数特性 | 10Hz~50kHz -1dB以内 | ||||||
入力感度 | 標準:860mV 最大:430mV |
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入力インピーダンス | 50kΩ(入力感度最大時) | ||||||
残留雑音 | 0.7mV以下(入力ショート) | ||||||
ダンピングファクター | 30(8Ω) | ||||||
付属装置 | 入力感度切換スイッチ スピーカー端子(2系統) チェックスイッチ メーター ヘッドホン用ジャック |
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使用半導体 |
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消費電力 | 120W(8Ω、最大出力時) | ||||||
外形寸法 | 幅400x高さ130x奥行245mm | ||||||
重量 | 6.2kg | ||||||
別売 | アッセンブリマニュアル(¥500) |