ALPINE/LUXMAN LE-117
¥38,000(1987年9月発売)
解説
フォノアンプを独立させるフォノ・セパレート思想によって高音質化を図ったイコライザーアンプ。
オーディオ回路のなかでもフォノアンプは扱う信号が特にデリケートなため、回路設計に配慮が必要となります。
LE-117では薄型ながら広いシャーシスペースを確保することでゆったりとした回路設計を可能にしています。
国内外の様々なカートリッジに対応できるよう3段階のゲイン切換と3段階のインピーダンス切換が可能です。
アンプ回路は信号系がシンプル化できるハイゲイン・イコライザー方式を採用しており、MC、MM、IMなどのカートリッジとのマッチングを図っています。
S.T.A.R.サーキットを採用しており、給電ラインやアースラインを共有化せずに各ステージへダイレクトに供給しています。
これにより聴感上のS/Nを向上させています。
機種の定格
型式 | フォノアンプ |
定格出力 | 150mV |
高調波歪率 | 0.005%(1kHz、1V出力時) |
入力感度 | 2.5mV(0dB、MM) 250μV(22dB、MC) 90μV(32dB、MC) |
入力インピーダンス | 47kΩ(MM) 3Ω、40Ω、100Ω(MC) |
SN比(IHF) | 95dB(MM、1V出力) 83dB(MC、1V出力) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
クロストーク | 85dB |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 25W |
外形寸法 | 幅438x高さ61x奥行310mm |
重量 | 3.6kg |