オーディオの足跡

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LE-117の画像
 解説 

フォノアンプを独立させるフォノ・セパレート思想によって高音質化を図ったイコライザーアンプ。

オーディオ回路のなかでもフォノアンプは扱う信号が特にデリケートなため、回路設計に配慮が必要となります。
LE-117では薄型ながら広いシャーシスペースを確保することでゆったりとした回路設計を可能にしています。

国内外の様々なカートリッジに対応できるよう3段階のゲイン切換と3段階のインピーダンス切換が可能です。

アンプ回路は信号系がシンプル化できるハイゲイン・イコライザー方式を採用しており、MC、MM、IMなどのカートリッジとのマッチングを図っています。

S.T.A.R.サーキットを採用しており、給電ラインやアースラインを共有化せずに各ステージへダイレクトに供給しています。
これにより聴感上のS/Nを向上させています。

機種の定格
型式 フォノアンプ
定格出力 150mV
高調波歪率 0.005%(1kHz、1V出力時)
入力感度 2.5mV(0dB、MM)
250μV(22dB、MC)
90μV(32dB、MC)
入力インピーダンス 47kΩ(MM)
3Ω、40Ω、100Ω(MC)
SN比(IHF) 95dB(MM、1V出力)
83dB(MC、1V出力)
周波数特性 20Hz~20kHz
クロストーク 85dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 25W
外形寸法 幅438x高さ61x奥行310mm
重量 3.6kg