LUXMAN MQ830
¥23,000(1970年1月発売)
解説
マルチチャンネルの中高域用など用途を想定して設計されたステレオパワーアンプ。
回路はオールシリコントランジスタ構成となっており、回路方式には準コンプリメンタリー回路を採用しています。また、出力段はSEPP-OTL方式となっています。
パワーアンプ部を構成する6個のトランジスタの前段にエミッタフォロア回路が挿入されています。
これにより入力インピーダンスを高く保ち、歪率の悪化を防いでいます。
ラックスマン独自の回路方式によって保護回路を省略した構成となっています。
入力レベルセットボリュームを搭載しており、入力感度の調整が可能です。
スピーカー端子にはラックスマン独自の新開発端子を採用しています。
フロントパネルはアルミ材をヘアライン加工し、ホワイトゴールドのアルマイト染色で仕上げられています。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ | ||||||
| 回路方式 | 準コンプリメンタリーSEPP-OTL | ||||||
| 出力 | 20W/20W(4Ω) 17W/17W(8Ω) |
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| 全高調波歪率 | 0.5%以下(17W、8Ω、1kHz) | ||||||
| 周波数特性 | 20Hz~50kHz -1dB | ||||||
| 入力感度/インピーダンス | 500mV(最大出力時)/40kΩ | ||||||
| SN比 | 90dB以上 | ||||||
| 残留雑音 | 0.5mV以下 | ||||||
| 負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω | ||||||
| ダンピングファクター | 45(8Ω、1kHz) | ||||||
| 付属装置 | 入力レベルセット・ボリューム | ||||||
| 使用半導体 |
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| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||
| 消費電力 | 90W(最大出力時) | ||||||
| 外形寸法 | 幅115x高さ160x奥行270mm | ||||||
| 重量 | 4kg |
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