LUXMAN M-06α
¥380,000(1990年11月発売)
解説
真正ピュアA級方式を軸に新たなノウハウを注ぎ込んで開発したパワーアンプ。
M-06αはステレオ使用を基本に開発されていますが、モノラルハイパワーアンプとしての使用も可能です。
モノラル使用時はコアキシャルモノラル入力やキャノンコネクターのバランス入力端子を使うことで反転アンプを介さないダイレクトバランス入力にも対応します。
パワーアンプ部には最大出力まで一定のバイアス電流を供給するピュアA級方式を採用しています。
電源部には大容量のトロイダルトランスを採用しており、安定した電源供給能力を確保しています。また、2Ωからの低インピーダンス負荷にも対応しており、優れたスピーカー駆動能力を発揮します。
さらに、デジタル表示用に別トランスを搭載することで信号系への干渉を厳密に排除しています。
電解コンデンサーや銅スチロール・フィルムコンデンサー、線材にいたるまでカスタムメイド品を使用しています。
さらに、PC-OCCによる配線や窒素ガス封入金接点リレー、電源インピーダンスを低減するバスバー、固定抵抗を使用したアッテネーターに加え、極太ケーブルにも対応する大型スピーカー端子も採用しています。
デジタル表示のピークメーターを搭載しています。
表示ホールド時間は1/3/5秒の3段階に切り換えることが可能で、ピークホールドも可能です。また、表示対応インピーダンスも4/6/8Ωに切り換えることができ、メーター輝度もディマースイッチによって3段階に調節できます。
表示系全体の電源をオフにして信号系から完全に切り離す事も可能です。
AC電源の極性が検知できるラインフェイズセンサーを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ | ||
| 連続実効出力 | stereo:55W+55W(8Ω、20Hz~20kHz、A級両ch同時動作) mono:220W(8Ω、20Hz~20kHz、バランス入力) |
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| 入力感度 |
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| 入力レベル調整 | 50kΩ固定抵抗切換式12ポイントアッテネーター(Coaxial) | ||
| 全高調波歪率 | 0.008%以下(8Ω) | ||
| 混変調歪率 (8Ω、60Hz:7kHz=4:1) |
0.008%以下 | ||
| 周波数特性 | 5Hz~300kHz、+0 -3dB | ||
| SN比(IHF-A) | 110dB | ||
| ダンピングファクター | 100(8Ω、50Hz) | ||
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||
| 消費電力 | 300W | ||
| 外形寸法 | 幅444x高さ211x奥行417mm | ||
| 重量 | 22kg |
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