
LUXMAN M-06
¥330,000(1987年12月発売)
解説
真正のピュアA級方式と非常に強力な電源部を採用したステレオパワーアンプ。
最大出力まで一定のバイアス電流を供給する真正のピュアA級方式を採用しています。
電源部には大型トロイダル電源トランスを搭載しています。さらに、デジタル表示用に別トランスを使用することで信号系への干渉を厳密に排除しています。
また、2Ωからの低インピーダンス負荷に対応しており、安定したスピーカー駆動能力を獲得しています。
デジタル表示式のピークパワーメーターを搭載しています。
このメーターは表示ホールド時間を1/3/5秒の3段階に切換えられ、ピークホールドも可能です。また、表示対応インピーダンスも4/6/8に切換えできます。
メーター輝度はディマースイッチによって3段階に調整できます。また、表示系全体の電源をOFFにして信号系から完全に切り離すことも可能です。
PC-OCCによる配線や、窒素ガス封入金接点リレー、電源インピーダンスを低減するバスバー、固定抵抗を用いた高精度アッテネーターを採用しています。
ヒートパイプ方式を採用しており、高い放熱効果を得ています。
入力端子は通常のコアキシャルタイプの他にキャノンタイプも搭載しています。
キャノンタイプでは反転アンプを介さないダイレクトバランス入力にも対応しています。
ステレオパワーアンプとしてだけでなく、大出力のモノラルパワーアンプとしても使用できます。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ | ||
連続実効出力 | 55W+55W(8Ω、20Hz~20kHz、A級、両ch同時動作) 220W(8Ω、20Hz~20kHz、モノラル(バランス入力)使用時) |
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入力感度 | 1V(55W、ステレオ使用時) 1V(220W、モノラル使用時) |
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入力インピーダンス |
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入力レベル調整 | 50kΩ固定抵抗切換式、12ポイントアッテネーター(Coaxial) | ||
全高調波歪率 | 0.008%以下(8Ω、両ch動作) 0.008%以下(8Ω、モノラル使用時) |
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混変調歪率 | 0.008%以下(8Ω、60Hz:7kHz=4:1) | ||
周波数特性 | 5Hz~300kHz +0 -3dB | ||
SN比 | 110dB(IHF-A) | ||
ダンピングファクター | 100(8Ω、50Hz) | ||
付属装置 | ピークホールド付きデジタルピークパワーメーター メーターOFFスイッチ Coaxial/Balance入力切換スイッチ BTL接続スイッチ ラインフェーズセンサー |
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電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||
消費電力 | 300W | ||
外形寸法 | 幅460x高さ212x奥行424mm | ||
重量 | 22kg |