
ALPINE/LUXMAN LV-102
¥66,000(1985年10月発売)
解説
サウンド・エンハンサーなどの機能を搭載したBridシリーズのプリメインアンプ。
独自のエフェクト機能としてサウンドエンハンサーを搭載しており、音楽のダイナミックレンジを広げたり(エキスパンド)圧縮したり(コンプレス)することでエフェクト効果を得ています。
ダイナミックAVポジションでは音楽ソースのダイナミックレンジをエキスパンドすることでスケール感を拡大できます。このポジションは2段階が選べます。
ミッドナイトポジションではダイナミックレンジを圧縮することでボリュームを絞った時の音痩せを抑えます。
CDストレート機能を搭載しています。
この機能をONにすると信号経路の一部をバイパスするため、スイッチ接点や配線の引回しによる音質劣化を防げます。
映像入力を2系統搭載しています。
LV-102ではビデオバッファーアンプを搭載しており、ハイクオリティなダビングが可能です。
パワーアンプ部のドライバー段にMOS-FETを採用しています。
また、S.T.A.R.サーキとを採用しており、給電ラインとアースラインの共有化を徹底して廃止し、ラインは全てダイレクトに回路ブロックや信号経路へ行くようにしています。これにより聴感上のSN比を改善しています。
シグナルプロセッシング端子を搭載しており、サラウンドプロセッサーやグラフィックイコライザーに対応しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 80W+80W(6Ω) 65W+65W(8Ω) |
全高調波歪率 | 0.007%以下(8Ω、1kHz) |
入力感度 | Phono MM:2.5mV Phono MC:220μV CD、Tuner、AV/Aux:160mV |
入力インピーダンス | Phono MM:47kΩ Phono MC:100Ω CD、Tuner、AV/Aux:50kΩ |
S/N比(IHF、Aカーブ補正) | Phono MM:90dB以上 Phono MC:66dB以上 CD、Tuner、AV/Aux:105dB以上 |
周波数特性 | Phono MM:20Hz~20kHz ±0.3dB CD、Tuner、Line:1Hz~120kHz ±3dB AV1/2(映像):10Hz~6MHz |
AV入力端子 | 2系統 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 150W |
外形寸法 | 幅438x高さ138x奥行352mm |
重量 | 11.0kg(1985年カタログ記載) 9.0kg(1986年カタログ記載) |