LUXMAN L-606
¥69,800(1974年10月発売)
解説
従来のラックス調から一歩踏み出し、回路構成にも新しい考え方を採り入れたプリメインアンプ。
回路構成はできるだけ結合コンデンサーを省略する方針を採っており、信号はイコライザー部よりバッファー段を介するだけでメインアンプ部に入力されます。
パネル上部には回路のブロックダイアグラムが記されたシグナルインジケーターを搭載しています。
このパネルではテープダビングやトーンコントロール、フィルターなどの信号経路の変化が矢印で表示されるようになっています。
ハイフィルターやローフィルター、ローブースター、テープダビング回路を搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
連続実効出力 | 40W+40W(8Ω、1kHz、両ch動作) 35W+35W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch動作) |
全高調波歪率 | 0.05%以下(8Ω、35W) |
混変調歪率 | 0.06%以下(8Ω、35W、70Hz:7kHz=4:1) |
出力帯域幅 | 10Hz~50kHz -3dB(0.1%) |
入力感度 | Phono1、2:2.8mV Tuner、Aux1、2:190mV |
SN比 | Phono:65dB Tuner、Aux:76dB |
トーンコントロール | LUX方式NF型湾曲点周波数切換付 |
残留雑音 | 0.5mV以下 |
付属装置 | シグナルインジケーター ハイフィルター ローフィルター ローブースタ テープダビング回路 |
外形寸法 | 幅443x高さ153x奥行273mm |
重量 | 9.3kg |