オーディオの足跡

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L-606の画像
 解説 

従来のラックス調から一歩踏み出し、回路構成にも新しい考え方を採り入れたプリメインアンプ。

回路構成はできるだけ結合コンデンサーを省略する方針を採っており、信号はイコライザー部よりバッファー段を介するだけでメインアンプ部に入力されます。

パネル上部には回路のブロックダイアグラムが記されたシグナルインジケーターを搭載しています。
このパネルではテープダビングやトーンコントロール、フィルターなどの信号経路の変化が矢印で表示されるようになっています。

ハイフィルターやローフィルター、ローブースター、テープダビング回路を搭載しています。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
連続実効出力 40W+40W(8Ω、1kHz、両ch動作)
35W+35W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch動作)
全高調波歪率 0.05%以下(8Ω、35W)
混変調歪率 0.06%以下(8Ω、35W、70Hz:7kHz=4:1)
出力帯域幅 10Hz~50kHz -3dB(0.1%)
入力感度 Phono1、2:2.8mV
Tuner、Aux1、2:190mV
SN比 Phono:65dB
Tuner、Aux:76dB
トーンコントロール LUX方式NF型湾曲点周波数切換付
残留雑音 0.5mV以下
付属装置 シグナルインジケーター
ハイフィルター
ローフィルター
ローブースタ
テープダビング回路
外形寸法 幅443x高さ153x奥行273mm
重量 9.3kg