LUXMAN L-550A
¥280,000(2005年11月発売)
解説
上級機L-590Aの技術を継承して開発されたプリメインアンプ。
増幅段には純A級動作方式を採用しており、ゼロクロス歪の無い音を実現しています。
L-590Aでは3パラレルプッシュプルによる30WのA級動作領域でしたが、L-550Aでは回路の定数を保ちつつ2パラレルにダウンサイズして20W化しています。
独自の帰還回路であるODNF(Only Distortion Negative Feedback)のVer2.2Aを搭載しています。
この回路では増幅信号をそのままフィードバックする従来型の負帰還ではなく、歪成分だけを最終段にフィードバックする事で初期スルーレートの高さと広帯域特性を維持しています。
L-550Aでは最新バージョンを採用する事でドライブ能力と高密度の音楽再生を追求しています。
電源部には540VAの大容量電源トランスを搭載しており、コンデンサには合計40,000μFのカスタムブロックコンデンサを搭載しています。
オリジナルのカスタムパーツを採用しており、抵抗やコンデンサーをはじめ機構パーツや配線材に至るまで工夫がされています。
トーンコントロールなどの音質調整機能を搭載しています。
MM/MCのフォノ入力を装備しています。
2系統のスピーカー出力を装備しています。
対数表示式のパワーメーターを搭載しています。
プリアンプとパワーアンプを独立して使用できます。
アルミ製のワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
連続実効出力 | 20W+20W(8Ω) 40W+40W(4Ω) |
全高調波歪率 | 0.006%以下(8Ω、1kHz) 0.03%以下(8Ω、20Hz~20kHz) |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:0.3mV/100Ω Line:180mV/42kΩ Bal.Line:180mV/79kΩ Main in:450mV/51kΩ |
出力レベル | Recorder:180mV Pre out:1V |
S/N比 | Phono MM:91dB以上 Phono MC:75dB以上 Line:106dB以上 |
周波数特性 | Phono:20Hz~20kHz ±0.5dB Line:20Hz~100kHz -3dB以内 |
付属装置 | パワーメーター フォンジャック レコーディングセレクター スピーカーセレクター(A/B) モードセレクター トーンコントロール バランス ラインストレート サブソニック ラウドネス フェーズインバーター ラインフェーズセンサー |
ACアウトレット | unswitched:2系統、計最大300W |
消費電力 | 190W(電気用品安全法) 190W(無信号時) 1.3W(スタンバイ時) |
外形寸法 | 幅467x高さ179x奥行437mm |
重量 | 22.0kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |