オーディオの足跡

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CL-360の画像
 解説 

管球式のコントロールアンプ。

イコライザー段の初段と出力段に高増幅率の双3極管12AX7を採用しています。
また、フラットアンプには12AU7を使用し、基本的にはイコライザー段と同一回路としています。
最終段には、12AU7を採用した、全段S.R.P.P.出力のシンプル設計となっています。

NFBをかけ過ぎることで、音質を劣化させるのを回避するため、アンプの裸特性を改善するとともに最適なNFBをかけることで音の鮮度を損なわない構成を目指しています。

イコライザー回路やトーン回路へ供給する電源を完全に分離しており、さらに独立安定化することで増幅セクション間で起こる信号干渉による歪を改善しています。
また、ヒーター回路にも同様の配慮を施すことで、ピュアな音作りを図っています。
さらに、S.T.A.R.サーキットの採用により、より優れた音質を追求しています。

機種の定格
型式 管球式コントロールアンプ
使用真空管 12AX7Ax3
12AU7Ax5
出力電圧 pre out:定格2V、最大20V以上
出力インピーダンス rec out:300Ω以下
pre out:300Ω以下
全高調波歪率 phono:0.05%以下(rec out:2V、1kHz)
CD、Tuner、Line:0.05%以下(pre out:2V、1kHz)
monitor1、2:0.05%以下(pre out:2V、1kHz)
周波数特性 phono:20Hz~20000Hz±0.3dB以内
CD、Tuner、Line:5Hz~100000Hz±1dB以内
monitor1、2:5Hz~100000Hz±1dB以内
入力感度(出力:1.1V) phono:1.8mV
CD、Tuner、Line:170mV
monitor1、2:170mV
入力インピーダンス phono:50kΩ
CD、Tuner、Line:100kΩ
monitor1、2:100kΩ
SN比(IHF-A補正) Phono:81dB以上(5mV入力時)
CD、Tuner、Line:97dB以上
monitor1、2:97dB以上
トーン・コントロール LUX方式NF型
可変範囲:±8dB(精密型連続可変式)
低域湾曲点:300Hz
高域湾曲点:3kHz
付属装置 低域用フィルター(subsonic:15Hz、lowcut:60Hz)
モニタースイッチ(tape1、2)
テープダビングスイッチ(1→2、2→1)
レコーディングスイッチ
モード・スイッチ(reverse、stereo、mono)
アッテネーター(-20dB)
トーン・スイッチ(in、out)
ヘッドホンジャック(100mW/8Ω)
ラインフェーズセンサー
ACアウトレット3系統
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 40W(電気用品取締法)
外径寸法 幅493x高さ142x奥行402mm
重量 11.5kg